6月19日(水)米国市場から今日の値動きを考える

おはようございます。
米国市場は3指数とも小幅続伸となりました。
米FRBが金利据え置きを決定した一方で、景気減速なら利下げを辞さずとの発表しています。
利下げの時期は明確にはならなかったですが、金融緩和の姿勢を好感しているようです。
長期金利は2.03%と下がっているため、利下げの必要性は高まっています。
FOMCを過ぎて、大きなイベントは来週のG20です。
米中貿易摩擦に展開があれば、一気に膨らむ可能性はありますが、米国市場も26,700ドルの上値を超えれるか。
米中会談の後、一発の上げはあるかもしれませんが、少し時間軸を伸ばしてみると、世界経済が弱含んでいます。
上下に振れても各個別企業では投資ストーリーを軸に見極めていきたいと思います。
さて、日本市場についてです。
日米で比較すると日経平均の戻りは弱いですね。
日経平均は6月12日に21,259円の上値をつけたのちに下落しています。
半値戻しの21,300円は重たい状況が続いていました。
昨日21300円を超えるうごきとなりましたが、今後の展開の上値が重たくなるか、見ていきたいと思います。
現時点の今週の13週線は21,430円となっており、抵抗帯としてみています。
現在は少し上振れしていますが、21,000~21,300円の価格帯の範囲での横ばい中です。
時間の経過とともに、徐々に下振れリスクが高まってくるのではないかと考えています。
※メモ→為替は108円台前半にやや円高傾向。
個別銘柄は、強かった銘柄が引き続きトレンド持続できるか、一時的に調整した銘柄が再度上昇となるか注目したいと思います。
現在は、やや不安定な相場環境です。
資金管理と利益確定ラインをしっかりと決めて攻めていきましょう!
投資ストーリーを作って「厚みのある取引」を!
それでは、今日の相場もZEN力で!

【6月19日(水)米国市場】

  • NYダウ     26504.00ドル  前営業日比  +38.46
  • NASDAQ      7987.32    前営業日比  +33.44
  • S&P500       2926.46    前営業日比  +8.71
  • CME225(円建て) 21,280円  日経比 ‐59
  • ドル円 108.08
  • VIX指数     14.33  ‐0.82
  • 米国10年債利回り 2.03%
  • 原油 54.14
  • フィラデルフィア半導体 1407.30
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