おはようございます。
6日(金)米国市場は、マチマチでした。
注目されたパウエルFRB議長のコメント。
景気拡大を維持するため引き続き「適切に行動する」と述べました。
これを受けて利下げするとの観測が強まっています。
8月の米雇用統計は13万人増と伸びてはいますが、予想を下回りました。
利下げを止めるほどの伸びとはなりませんでした。
金利低下へ進んでいることから、景気後退への方向に進んでしますが、人手不足で雇用情勢は堅調。
引き続き、環境は複雑ですね。
また、6月くらいから金の価格が上昇しています。
先行きへの不透明感が、お金の流れにも現れてきているようです。
株価も出来高が減りながら、横ばいとなっています。
実経済は、中国の8月の輸出、輸入とも前年割れ。
米中貿易摩擦が本格化する前だった昨年8月と比べると対米輸出が減っています。
ただ、対米が減っている分、ASEAN向けの輸出が増えています。
中国企業もベトナムへ生産拠点を移していますね。
今後、中国の貿易不振が内需への影響が出だすことが懸念されそうです。
先行きに不透明感が広がっており、上値が重たくなりそうです。
トレンドがなく、疑心暗鬼になっているような相場状況では、方針がブレないようにすることが大切です。
「株式投資の本質は、これから成長し、価値が上がりそうな企業に投資をする。」
しっかりと、良い企業探しをしていきましょう。
「ピックアップニュース」
日経平均先物について
8月30日に底離れをした後、9月2日~4日と小幅な値動きから、5日木曜日に大きく上昇しました。
6日金曜日は小幅上昇となっています。
7月25日から8月6日の大幅下落の半値戻しくらいの位置、21,500円の節目で徐々に上値は重たくなりそうです。
9月は中間決算の権利確定があり、下旬にかけては大きな売りは少ないかもしれません。
ただ、権利確定日付近からの値動きには警戒をしておきたいと思います。
今月は四季報の発売月です。
日経平均採用銘柄の業績を分析し、先物主導なのか、実体を伴っている上昇なのかを見極めたいと思います。
資金管理をしっかりして、投資期間に注意していきましょう!
それでは今週もの相場もZEN力で!
~メモ~
※日電産の為替設定105円(7月発表現在)
※トヨタの為替設定110円→106円に変更
【9月6日(金)米国市場】
NYダウ 26797.46ドル 前営業日比 +69.26
NASDAQ 8103.07 前営業日比 ‐13.76
S&P500 2978.71 前営業日比 +2.71
CME225(円建て) 21,225円 日経比 +25
ドル円 106.85
原油 56.73
フィラデルフィア半導体 1568.34