おはようございます。
昨日の大発会では、日経平均は約450円下落と、荒れたスタートとなりました。
下落の要因は、米国とイランの対立による地政学リスクの高まりと円高。
特に日本市場にとって、年始に一旦、111円に円安に振れてから108円台前半へと円高に振れたため、株価にとってはマイナス要因となっています。
12月は大きく上昇しましたが、一巡感が出てきて、上値は重たくなりそうです。
米国とイランに関しては、こちらの記事↓にも書いたように、発展は限定的かなと考えています。
米国の株価は、回復してきています。
好調なアップル、マイクロソフトなどハイテック株が強いようです。
一方で、米国と比較して日本は少し弱含んでいます。
今回の事件による日本への影響は円高だけでなく、原油を輸入しているため、中東情勢を受けるとみられているようです。
第2次オイルショックと同じですね。
株価のチャートとしても、本来の想定下値レンジである23,500円を昨日一気に割り込んだため、パターンとしては23,600円付近が上値抵抗となりそうです。
外需系の大型株はやや動きが鈍くなってきそうです。
一方で、日経平均が横ばいの値動きになると、中小型銘柄が元気になるパターンがあります。
1月末から本格化する決算発表までに、どのような値動きになるのか、注目しています。
昨日も書いていますが、環境による下げと、企業業績への懸念による下げは分けて考えていく必要があります。
引き続き、各企業の値動きをしっかりと見極めていきましょう!!
それでは、本日の相場もZEN力で!
「ピックアップニュース」
引用・リンク先:ロイター、共同通信
(メモ)
※日電産の為替設定105円(10月発表現在)
※トヨタの為替設定110円→106円に変更