おはようございます。
NYダウは390ドル下落し、24,206ドル。
また、NASDAQ、S&Pは小幅下落となりました。
昨晩は、米モデルナがCOVID19のワクチン開発で有効な抗体を獲得できたと発表したことから、大幅上昇となりましたが、ロイターは米モデルナのワクチン治験データは有効性を示すには不十分と報道されています。
これを受けて、モデルナは10%下落しており、昨日の上昇を打ち消す形に。
モデルナ株は2月以降上昇しており、4倍になっていました。
昨日の上昇がピークとなりそうです。
数カ月上昇後に大きく跳ね上がっった際に、材料が出た場合は、およそフィナーレになることが多いですね。
これは特に「バイオ系銘柄」の場合は、壮絶なババ抜きになることがあるので、注意しておきましょう。
ワクチン期待で上昇していたため、NYダウの下げ幅が大きく、ボーイングや金融株が売られています。
ハイテク株は小幅な値動きとなっています。
昨日のコメント
「COVID19へのワクチン開発への期待、実経済の落ち込み。
時間と共に、株価には業績が反映されてきます。
しっかりと、企業成長の内容を考えて、時間軸を検討していきましょう!」
ワクチン開発の話は米中間で開発競争が激しいため、「誤報」も飛びやすい状況です。
COVID19の情報で振り回されにくい、5Gやハイテク株は引き続き注目されそうです。
日経平均先物について
昨日は、夜に米国株が上昇したことを受けて、20,680円を付けましたが、反落しています。
20,500円の壁は厚く、CME225の終値は20,375円でした。
〇金曜日の朝のコメント
「20,000円~20,500円のレンジで、時間調整後に下げに転じるのかなとみています。」
〇月曜日のコメント
「20,600円付近は、前回の高値付近ということもあり、抵抗帯になりやすい株価位置です。
先週の個別銘柄の売りポジションは戻りは限定的だとみています。」
上値は重たいようですね。
これまで売り込まれていた銘柄に買い戻しが入っていましたが、全体相場をけん引するような大手が日本市場には不在なため、日銀の買い入れによる買い支えが相場となっています。
つまり、下値は固いが高くなっても、まだ上がるから買うといった「インフレ(物価上昇)」マインドにはなっていません。
株式市場は「デフレ」マインドになっているようですね。
一方で、金融緩和や政府支援のお金がジャブジャブになっているのは、確かです。
これらのお金がどのような設備投資に向くのかを考えています。
原点に回帰して、業績や成長性を見定めて、投資先がどこに向かうのか、それとデフレマインドになっている分野は株価は徐々に頭打ちに。
こののバランスを取って「ポジション」を作っていきます。
引き続き、チャンスに備えていきましょう!
本日の相場もZEN力で!
ピークを過ぎて少なくなってきました。
・島津製作所
・TDC
・三谷セキサン
・ソラスト
・日本ピラー
・多摩川HD
・アズビル
・バンダイナムコ
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