米国市場は上値が重い展開に。ドイツPMIの下落は少し警戒

約4分

おはようございます。

23日(月)米国市場も、小幅な値動きでした。

 

米国の9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想を上回りましたが、市場はそれほど反応しませんでした。

9月前半に、米中貿易協議への進展期待で上昇してきたため、現在は上値を警戒しているようです。

 

ユーロ圏ではドイツのPMIが市場予想よりも悪化しており、貿易摩擦が世界経済に影響を与えています。

 

※ドイツの輸出依存度は40%。

 

NYダウのチャートは、7月の高値付近。

やはりこのあたりは重たいようですね。

NYダウの週足をみると27,000~26,700ドルくらいまでは調整の範囲内とみています。

 

 

「ピックアップニュース」

日経平均先物について

3連休明けの日経平均先物は21,860円付近から始まりそうです。

金曜日の夜間は21,800円を割っていましたが、昨晩のCME日経平均先物では少し買い戻されています。

 

今週金曜日は、9月の権利落ち日です。

配当金など狙っている方は、木曜日が最終取引日となっていますよ。

 

それに伴い、先週からやや上値が重たくなっていますが、今週は一時上がったとしても、限定的ではないかとみています。

 

なお、ドイツのPMIが市場予想を下回っているのは、製造業に対する警戒心を高めそうです。

特に自動車に絡むような銘柄は注意したいと思います。

 

 

さて、価格レンジについては、引き続き22,000円~21,000円と考えています。

9月19日に22,100円をつけましたが、上値は重たく21,800円付近まで押し戻されています。

 

一時的に、21,500円付近が下値となりそうですが、さらに下を警戒しておきます。

 

個別銘柄は全体が上がるのは難しい環境となっています。

 

しっかりと企業の強弱を見極めて、投資をしないと難しい局面ですね。

資金管理をしっかりして、投資期間に注意して、攻めていきましょう!

 

 

それでは今日の相場もZEN力で!

ピンチはチャンス!

 

~メモ~

※日電産の為替設定105円(7月発表現在)

※トヨタの為替設定110円→106円に変更

 

【9月23日(月)米国市場】

NYダウ     26949.99ドル  前営業日比 -14.92

NASDAQ      8112.46    前営業日比 -5.21

S&P500       2991.78    前営業日比  -0.29

CME225(円建て) 21,815.00円  日経比 ‐264

ドル円 107.55

VIX指数    14.91
米国10年債利回り 1.71%

原油 58.31

フィラデルフィア半導体 1578.09

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