昨晩の米国市場はNYダウドル31961.86ドル(+424.51ドル)小幅プラス、NASDAQは13597.97ポイント(+132.77ポイント)と続落しています。
米食品医薬局(FDA)は、ジョンソン&ジョンソンの新型コロナワクチンについて「1回でも高い効果がある」と緊急使用を支持しました。
米J&Jのワクチン、接種1回で有効性66%
米モデルナ、ワクチン生産倍増
米国内での新型コロナ感染者数も減少傾向にあり、経済活動の再開する動きが広がっているようです。
FRBパウエル議長は量的緩和について「現行ペースでの購入を続ける」述べています。
1.9兆ドル規模の追加経済対策も週内に採択すると見てれており、新型コロナの収束とafterコロナ以降の景気回復に、市場は期待しているようです。
NYダウの構成銘柄をみると、ボーイングが8%上昇、ゴールドマン、JPモルガン、VISA、アメックスなど、金融関連や製造業が買い戻されています。
一方でGAFAMなどハイテク株は小幅下落となっており、ハイテク関連は重たいようです。
afterコロナ関連が買われて、ハイテクはやや重たい流れとなっています。
グロースからバリューへの流れになりつつあるのか。
本日以降、買いが続くか注目したいと思います。
日経平均について
CME日経平均先物は、30065円(日経平均前日比+393円)で取引を終えています。
先週始めから調整入りするとみていましたが、昨日484円下落し、下げ幅を拡大する動きに入りました。
その後、昨晩の米国市場の急上昇を受けて、日経平均も買い戻され、30000円を回復しています。
米国市場の日本株ADRをみると、JAL、金融株、自動車株が買われており、afterコロナ関連に注目が集まっているようです。
買い戻しの流れから、高値でも成長や回復を期待して買いが続くか、本日の注目点です。
30000円付近は5MA、10MAもあり上値抵抗となりそうです。
特に先物の始値がどこからスタートするか、注目していきたいと思います。
また、個別銘柄も昨日売り込まれているものがありますが、下値を比較していきます。
それでは、本日の相場もZEN力で!
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