おはようございます!
昨晩の米国市場はNYダウドル31402.01ドル(‐559.85ドル)、NASDAQは13119.43ポイント(‐478.54ポイント)と大幅下落となりました。
長期金利が1.6%と新型コロナ感染拡大し始めた昨年2月以来の水準に到達。
金利上昇により、PERが高くなった銘柄に割高感が出てきて利益確定売りが加速しています。
NYダウは一時600ドル下げており、ボーイング、セールスフォース、ディズニー、VISA、マイクロソフトとバリュー、グロース関係なく売られています。
グロースのけん引役だったテスラは8%下落、ズーム、GAFAMなどハイテク関連も売られています。
また、昨年の大統領選以降の大相場でけん引役となっていた半導体関連が売られています。
24日に決算発表したエヌビディアは、市場予想を上回りましたが8.22%下落しています。
株価は、19年以降右肩上がりでしたが、20年~21年で600ドルの上値で天井型が発生しています。
2ヵ月程度は弱気相場に入りますが、好業績であるため、下落してくると面白くなるとみています。
米エヌビディア決算
相場環境は、恐怖指数であるVIX指数は21まで下落していましたが、一気に28.89と上昇しており、投資マインドは冷え始めています。
下げへの警戒を強めていましたが、ようやくきました。
日経平均について
CME日経平均先物は、29610円(日経平均前日比‐558円)で取引を終えています。
24日に大きく調整しており、昨日リバウンドしましたが、値崩れする形になりました。
30500円と30000円の2枚蓋のうち、30000円は突破しましたが、上値は重たかったですね。
11月以降のけん引役だった半導体関連は1月と2月で伸び幅が縮小しており、空売り対象として火曜會等で話題に挙げておりました。
24日に大幅下落後、昨日の日経が大幅上昇となりましたが、8035東京エレクトロン、6857アドバンテスト、4063信越化学、6976太陽誘電などは、24日の下げ幅の中に入っており、弱含んでいました。
どこで下げが加速するかはわからないですが、けん引役が弱含むと相場は調整入りすることが多いですね。
2月中旬に短期ポジションの整理、下旬からは空売りの検討、今後は調整となりそうです。
これからは、グロース系が売られた際にどのあたりで下げ止まるか。
3月中旬をめどに注目していきましょう!
それでは、本日の相場もZEN力で!
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