米10年債金利ブレイクへ

おはようございます!

昨朝は東雲會へのご参加ありがとうございました。

会員の皆様へはアーカイブ動画を残しておりますので、ご参照ください。

さて、昨日の日経平均は27688.42円(+120.77円)となりました。

先週14日から米国の下落に巻き込まれる形で下げてきた日経平均。昨日を一旦下げどまりとなりましたが、上値は重たく買い戻しが一巡後、買いは続かず陰線となっています。

素材関連が買われたようで、ユニチカ、大平洋金属、東海カーボン、昭和電工などが反発。値嵩株ではTDK、京セラ、キーエンスが上昇寄与にランクインしていました。

一方、海運関連は重たく、HIS、オープンドアなど先週訪日外国人規制緩和で盛り上がった旅行関連は利益確定売りに押されています。住友不動産、三井不動産なども重たいですね。

米国の金利上昇の流れの中、ハイテク株が弱含いでおり株式市場にとって再度逆風となっています。日経平均は為替ボーナスにより下げ圧力は米国に比べると弱いですが、買い手不足は続いている状況です。

中間配当の権利確定となる9月ということもあり、下値が固くなるのを期待したいのですが、ジリジリ下げているため思いのほか買い支えがないようです。27500円の節目が重要な価格とみています。

この価格を軸に注意深く見ていきたいと思います。

に注目していきたいと思います。

NYダウ30706.23ドル(-313.45)、NASDAQ111425.05(-109.97)。

米国市場は再び反落しています。米10年債の利回りが3.569%とこれまでの3.4%台から上放れしており、ハイテク株が一気に重たくなっているようです。

リーマンショック以降、FRBバーナンキ当時の議長のもと金融政策を決めるに当たり雇用状況を重視してきていましたが、今の賃金インフレを抑えるために、雇用の悪化を受け入れないとインフレを収めることができないと周囲は見ているようです。

景気の減速局面に入っているなか、インフレ抑制のため金利上昇を続けているFRBの方針により、ハイテク株への買いは慎重になりそうです。また、金利上昇により仮想通貨も弱含みそうですね。

授業でもお話している通り、20年の水準まで後退していくことを想定しておくといいかもしれません。

VIX指数は27.16と、高まり始めています。今週は注意しておいた方がよさそうです。

下落した米国市場の影響から本日の日経平均は250円ほど下げて始まりそうです。

27500円よりも上で推移できるかどうか、注目している小型株等が動くかどうかチェックしていきたいと思います。

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