おはようございます。
NYダウは101ドル下落し、24,474ドル。
また、NASDAQ、S&Pも小幅下落となりました。
下げ幅から見ても、利益確定売りとみられる値動きです。
NYダウ構成銘柄では、Apple、マイクロソフト、IBMなどが利益確定売りが出ているようです。
COVID19発生以降、上昇してきたAmazonにも利益確定売りが出ています。
ただ、米上院が中国企業の経営の透明性を高めるように求めており、最終的には上場維持も難しくなる法案を可決しており、米中対立が激しくなっています。
気になるのは、やはり米国の失業率。
今週の新規失業保険申請件数は、224万件(ブルームバーグ予想は240万件)でした。
支援策の一環で、本来申請対象とならない人たちにも、適用をしているため、増加している部分もあります。
それを踏まえても、失業保険継続受給者数は2510万人。
このペースだと失業率は20%になりそうです。
失業率について、FRBは7月から改善してくるとみているようです。
国内消費が落ちるため、実経済の悪化は避けられません。
一方で、緩和マネーが企業の資金繰り支援という形で、ジャブジャブ出ています。
7月くらいまでは、緩和マネーが市中に出回りそうです。
株式市場にはこのような短期資金が入ってきているとみています。
買われてトレンドが発生しているものと、安くなったので拾われるもの、底辺レンジで売買対象になっているものなど、分けてみることが大事です。
どの方法で仕掛けていくのか、整理しておきましょう。
ちなみに、私はこのように整理しています。
①企業業績に裏付けされトレンド発生の銘柄を買い方針
②業績悪化で上値が重たくレンジ相場のような動きになっている銘柄は空売り方針
ご参考まで。