欧州で感染拡大、閑散相場に売り


おはようございます!

昨晩の米国市場は、NYダウ26519.95ドル(-943.24ドル)、NASDAQ11004.87ポイント(-426.48ポイント)と大幅下落となりました。

欧州での新型コロナ感染拡大を警戒し、ドイツ市場が4%下落、英仏が3%下落するなど欧州株が急落しました。

米国でも10月に入り感染者が増加傾向にあることから、先行きへの懸念が広がっています。

特に米国市場は大統領選前ということもあり、売買が少なかったため、売りが売りを呼ぶパニック売りが出たようですね。

ハイテク株も売られておりますが、昨日のマイクロソフトの決算発表を見るとGAFAMを中心にハイテク株の業績は好調です。

また、コロナ感染拡大を受けて、EC、在宅勤務など当たらな生活スタイルはハイテク依存は強まることもあり、銘柄によっては売買チャンスになるとみることもできます。

現在は下げ始めたばかりなので、米大統領選までは様子見ムードとなりそうですが、先に下値を固め始める銘柄や業種に注目したいと思います。



◎マイクロソフトの売上高、市場予想を上回る(ブルームバーグ)


また、欧州の感染拡大により、独仏は経済活動の一部停止措置を取ることとセットで、金融緩和をする可能性が高まっています。


◎ECB、サプライズ緩和の観測浮上


下値支えの要因ですが、今はパニック売りの方が強いため、大統領選までの2週間は売りのターンとなりそうです。

ここにきて新型コロナの第2波懸念が…。

欧米の下げ幅に対して、日本株の下げ幅は弱いです。

感染拡大の広がり方と連動しているようです。

日経平均について、次で記載いたします↓



◎NYダウ、NASDAQ市況




日経平均について


昨晩の日経平均先物は、23105円(日経平均前日比-314円)で取引を終えています。

28日日中は小幅な値動きでしたが、昨晩の米国市場の大幅下落を受けて、下げて始まりそうです。

米国の下げと比較すると9月以降、日本株は下値は固いです。

その要因として、日米比較で割安感があった、菅内閣になったことにより独自の期待感がある、日銀の買い支えがあるなどが考えられましたが、ここにきて新型コロナ感染拡大を防いでいるというのが要因として大きいようです。


下げている要因と、比較してそのズレている要因を考えることは大切です。

また、根拠はなくとも行動心理学からくるパターン分析とパターンに移行する時間の推測は落ち着いた行動をとるために重要な役割を果たします。

※4月~6月にかけて星野リゾートの星野社長が採った行動が参考になります。



個別銘柄の期待感と、新型コロナ感染拡大で下げている相場です。

パニックのスタートは全ての銘柄が下がりますが、その下げには良い銘柄にも売りをかけて下げ幅を加速させ下値で買う勢力もいます。

取るか取られるかの魑魅魍魎の金融相場です。

良い銘柄を安値で買っていくチャンスが来ています。

そのためにも、資金管理をしっかりとしていきましょう!


将来のイメージを持っているかどうかで、大きく分かれる分岐点となりそうです。


ピンチはチャンス!

頑張っていきましょう!



◎SBI決算スケジュール

それでは、本日の相場もZEN力で!








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