上値が重たい


おはようございます!

金曜日の日経平均は、28804.85円(前日比+96.27円)で取引を終えました。

東証1部  値上がり 933  値下がり 1122  変わらず 129

マザーズ  値上がり 167  値下がり 212 変わらず 11

中国の恒大の債務不履行リスクの後退から、買い戻されたものの、上値は重たく後場から失速する形になっています。

これまで上昇していた非鉄関連に利益確定売りが出ており、東邦亜鉛、大平洋金属、三井金属、三菱マテリアルが下落しています。

一方、米国のSOX指数下落を受けて、軟調に推移していた半導体関連。

SCREEN、東京エレクトロン、アドバンテストが買い戻されており、今期業績への期待感がかろうじてつながっている状況となっています。

全体的には、決算発表が本格化する前ということもあり、様子見ムードとなっているようです。

個別銘柄では決算発表した6146ディスコが好決算は、アナリスト予想を12.6%を上回り、3%上昇しています。


好決算発表後に、素直に反応するのか、特に半導体関連の値動きには注目したいと思います。


先週のコメント

「日経平均の週足チャートをみると、5週線と13週線の間に位置しており、下落角度の5週線を超えていますが、5週線の下落角度がキツイため、上値をさえられそうです。」

やっぱり、5週線の角度がキツイかったため、売られていますが、13週線よりも上で取引を終えています。

今期業績の期待感が残っており、決算への反応に注目です。

CME225では28670円、日経平均比135円安となっており、引き続き29000円のレンジから一段下がり、28500円~29000円のレンジで推移しそうです。

ピックアップニュース



22日の米国市場は、NYダウ35677.02ドル(+73.94ドル)、NASDAQ15090.20(‐125.50)とマチマチとなりました。

米国10年債の利回りは、1.638%、VIX指数は15.43となっています。

※長期金利は今年の一番高かった水準は、3月につけた1.7%。

SOX指数は1.22%下落しており、ハイテク関連の上値は重たそうです。

中国恒大が米ドル債の利息を送金、社債がデフォルトし、金融株の混乱を招くとの懸念が和らいでします。

決算発表では、アメックスが5%高、ゴールドマン、ユナイテッドヘルスも上昇しておりNYダウをけん引しています。

一方、決算発表で市場予想に届かなかった半導体インテルが12%下落しています。

ハイテク株ではスナップが市場予想に届かず27%下落、GAFAが売られています。

ハイテク株も全体が安いというよりも値嵩株であるGAFAの不調が上値の重たさを出していますが、ネットフリックス、ズームなど他のハイテクは強含んでいます。

テスラが3日続伸、上場来高値を更新しています。

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