金利上昇→NASDAQ下落→日経平均下落

おはようございます!

さて、昨日の日経平均は27875.91円(+57.29円)となりました。

前日の米国市場が小幅反発したことから、水曜日に売られた東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ソフトバンクGなどの下げが弱まり小幅反発。下げに対して全く戻っていないため、下落途中のパターンです。

米国市場の金利上昇から高PERであるNASDAQのハイテク株が下落しているのが、現在の下落要因です。

日本市場でその影響を受けやすいのは、値がさ半導体、ハイテク株への投資に屁だっているソフトバンクG、そして何よりも日経平均の先物市場となります。

一方で、資生堂、イオン、JR東日本など、引き続き訪日外国人の規制緩和への期待が膨らんでおり、電鉄株が続伸しています。

このように期待と不安が業種でハッキリわかれているのは珍しいですね。これも今年6月に大きく下落してきてから、市場全体が弱含んでいるため積極的な買いもなく、どちらかというと警戒してヘッジポジションなどを作っていることから、株式の貸借需給のバランスが一部の銘柄で崩れているからかなとみています。

つまり、全面安になる相場ではなく、業種と銘柄の需給バランス、また時期的に配当期待もあるため、日経平均はかなり厳し環境ですが、一部個別銘柄にはそれが当てはまらない状況となっています。

今のところ、考えていたポイントは想定の範囲内で動いているため、もうしばらく大きな修正をせずに個別銘柄の動向に注目していきたいと思います。

NYダウ30961.82ドル(-173.27)、NASDAQ11552.36(-167.32)。

比率でみるとNYダウに比べてNASDAQの方が弱いですね。米10年債の利回りが3.449%でやや上昇していることから、直近反発していたハイテク株へ短期の利益確定売り、買い控えとなっているようです。

VIX指数は26.27

ほぼ、変わらずで、やや高まっていますが、前日比でほぼ変わっていないため、パニックにはなっていないですが、投資家心理はハラハラしています。

金利上昇で金融株が買われていますが、個人消費の落ち込み、これまでけん引してきたハイテク株が弱っているため、米国市場は弱含みそうです。

下落した米国市場の影響から本日の日経平均は250円ほど下げて始まりそうです。

27500円よりも上で推移できるかどうか、注目している小型株等が動くかどうかチェックしていきたいと思います。

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