おはようございます。
明日は東雲会ですが、値動きが荒いため先にコメントを出したいと思います。
また、月曜日の値動きはこちらのコメントにして、動きがある程度、見えたところで水曜日の朝に東雲会を開催しようと思います。
今の下落の要因と今後の注目点は
●金融政策変更により円キャリーの逆流で外国人の売り
●先物中心、膨らんだ半導体関連のバブルが崩れている
●米景気失速+円高⇒輸出系は厳しい
●国内政策期待+賃上げ⇒内需関連物色傾向へ
●10月2Qで再評価待ち
これらを念頭にして、コメントをご覧ください。
急な相場のため、スケジュールも少し変更させていただきます。
ご了承ください。
8月5日((月))6時30分東雲会 ⇒ 8月4日(日)に「相場日誌」、8月7日(水)6時30分東雲会
6日(火)は通常通り、相場日誌となります。
NYダウ 39737.26 ー610.71 ー1.51%
NASDAQ 16776.15 ー417.98%
ドル円 146.56
VIX 23.39
2年債利回り 3.874%
10年債利回り 3.792%
日本市場
日経平均 35909.70 ー2216.63 ー5.81%
日経平均先物 34805円 日経比 ー1105
東証グロース 576.29 ー7.53 ー7.53%
値上がり数 6 変わらず 0 値下がり数 219
おはようございます。
NYダウとナスダックは大幅続落となっています。
米雇用統計は非農業部門の伸びが前月実績から縮小、市場予想を下回り、失業率も悪化しています。
前日発表の米製造業購買担当者景況指数も悪かったこともあり、米経済の景気減速が現れてきました。
金融政策の変更への動きから、買い手の様子見中に利益確定売りが短期、短期、長期が重なっており、下げ幅が加速しています。
特にAI関連、ハイテクは弱いですね。また、利下げが確実視され始めたことから銀行、金融が売られています。
ゴールドマン5.89%、JPモルガン4.24%、アメックス6.59%下落。
GAFAMは、まちまち。
決算でマイクロソフトは増収増益もAzureが鈍化しておりクラウドの成長は全般的に安定期に入ったようです。利益率の高い分野での成長鈍化は株式市場にとっても上限が見て、買い手は様子見になりそうです。
VIX指数が23と急上昇。
調整相場に入ったとみていいかなと。
下げ方によりますが、下落は期間は基本3ヶ月。
次の決算時期である10月には下げ切った後に再評価となります。
ここに注目です。
その時は、景気後退時期は、政策関連が動きやすくなります。
トランプ氏に代わることも考えると、設備投資関連は思惑が始まるかな。
注目していきましょう。
金曜日の相場は、米国市場の下落と日銀利上げで中長期の手じまい、円キャリーの逆流で外国人の売りが出たようで2000円を超える下げ幅となりました。
3000円で下げが一巡するというパターンは機能せず、%で見た方がよいですね。
やはり売りの対象となったのは、値がさ半導体関連。
先物の思惑もあったと思いますが、10%近く下落しています。
騰落率を見ると、日ハム、アステラス、武田、KDDI、ZOZOといった内需が下げが弱いです。住友電気、東京ガス、中部電力なども下げてはいますが、1%台の下落でこの辺りは反動時は強いかな。
月曜日の先物は1000円下げからスタートも、おそらく9時半くらいからリバウンド相場か。ただ、その日の手じまいか、翌日手じまいくらいでいいかなと思います。
先週のコメント
「高PER系の銘柄や少し動きが悪い銘柄は、そちらに備えるなど対策案は考えておきます
。金融政策の変更は、じわじわと影響を与えてきます。
世の中の資金の流れが日本市場は重たくなってきますし、円キャリーが逆流してくるため外国人も売り手に回ってきます。
日経平均は下げてくると思いますが、先も書いた通り、低PER、高利回りのところをしっかりと見極めていきましょう。」
今年は2Qからの再評価に注目。
米景気減速となってきそうですので、輸出系は円高もあり買い手は弱いかなと。
電工系の国内工場回帰を中心に攻めていくと面白くなりそう。
今は、金利差がなくなることにより、膨らんでいた半導体や先物バブルがしぼんでいるのが中心です。
日本経済としては、賃金上昇もあり内需は強くなってくる蓋然性が高いです。
先にも書いた通り、政策への注目が高くなってきます。
内需回帰が中心となってくると思いますので、見極めていきましょう!
ピンチはピンチですが、大きなチャンスでもあります。
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