テキサス停電で、半導体不足が深刻化

おはようございます!

昨晩の米国市場はNYダウ31493.34ドル(-119.68ドル)、NASDAQは13865.35ポイント(‐100.14ポイント)と下落しています。

米国南部を襲った寒波の影響により、テキサスではだ規模停電となっています。

この影響により、車載半導体大手のNXPコンダクターズが、2工場を休止を表明しており、生産中止の影響が懸念されて下落しています。

供給不足となっている半導体ですが、今回の寒波で、さらに供給に遅れがでそうです。

〇テキサス大停電

NYダウ構成銘柄のウォルマート、ボーイングが下落寄与。

ハイテク関連が多いNASDAQ市場も引き続き利益確定売りに押されています。

12か月線との乖離率が27%と過去最高水準にきていることや米国債の10年物の利回りが1.3%をつけて下落したこともあり、株式市場への高値警戒感が出始めています。

昨晩も一時的に下げ幅を拡大していたため、VIX指数も22.49と少し反応していることも考慮すると、この価格帯から新たな買い手が出るのは少し難しいのかなとみています。

昨日も記載しましたが、ここから環境は調整入りする可能性が高まっており、高値警戒はしておいた方がよさそうです。





日経平均について


日経平均先物の夜間取引は、30125円(日経平均前日比-111円)で取引を終えています。

30700円を一時漬けてから下落したことにより、30500円が新たな上値抵抗帯として意識されそうです。

昨日のコメントで調整入りする可能性が高く、ポジションを縮小する旨を記載していましたが、夜間には一時30000円を割り込んでいまいした。

日経平均は下げると日銀が買い入れるためか、下げ幅は限定的ですが、東証1部全体を表すTopixや新興市場のマザーズ指数は、下落に転じています。

昨晩もチャートチェックをしていみましたが、成長系の銘柄は値崩れを示唆するパターンが出ているものが多く、決算発表後ということもあり、投資マインドの回復には時間がかかりそうです。

ただ、金融緩和は続いており、銘柄によっては株不足になっているものや今後成長が期待される銘柄も多数あります。

価格が上昇してきていたため、調整局面に入っていますが、下落してくると新たな買い手がついてきます。

月足などをcheckして、次のチャンスに備えていきましょう。

それでは、本日の相場もZEN力で!



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