こんにちは!
金曜日の日経平均は、29717.83円(前日比+506.19円)で取引を終えました。
半導体関連、ダイキン、ファナック、エムスリーが買い戻されて、日経平均を押し上げています。
一方で、株価が一巡しているファストリの上値は重たいようでした。
2月中旬からの下落が一巡して、リバウンドし始めています。
マザーズ指数も約3%上昇しており、2月の決算後に売られていたグロース系の企業への再評価が始まっています。
日本郵政と楽天の資本・業務提携の話題で楽天が上値抵抗になっていた1200円をブレイクしてます。
5G携帯基地局設置に資金面で不安がありましたが、この資本提携で払しょくされそうです。
ECだけでなく、金融に強い楽天は、郵政グループとの相性はよさそうです。
上手くやりましたねw
◎楽天、郵政グループと資本業務提携
米国市場
そして、12日の米国市場は、NYダウが32778.64ドル(前日比+293.05ドル)と伸び、NASDAQは13319.86ポイント(-78.81ポイント)と下落しており、ハイテク株への利確が続いています。
バイデン政権による1.9兆ドルの追加経済対策が成立とワクチン接種の進捗が順調に推移していることから、afterコロナに向けて、実経済回復への期待が膨らんでいます。
一方で、新型コロナの感染拡大によるIT特需を受けて、上昇してきたハイテク株への投資は回収、利益確定されており、新たな買い手が少ないようです。
NASDAQの調整は過去のパターンを見ると2カ月~3カ月が多く、もうしばらく調整となりそうです。
相場環境が弱気になっていた時期のコメントに「本質的なところは、グロース株だと考えており、現在底固めしている銘柄のチャートに注目していきたいと思います。」と、書いていましたが、NASDAQはこれまで12か月線から28%ほど乖離していたこともあり、高値更新には時間がかかりそうです。
一方で、2月の決算発表時期に好決算で売られていた日本市場のグロース系には、再評価され始めました。
今月の企業分析では、実例を踏まえて話しておりますので、会員の方はご視聴ください!
会員登録をご希望の方は入会案内を御覧ください。