おはようございます!
木曜日の日経平均は、28729.88円(前日比+324.36円)で取引を終えました。
29000円を割り込み、28000円付近まで下落しましたが、75MA付近で下げ止まっています。
急落してきたこともあり、リバウンドしているようです。
日銀の買い入れ方針の変更、それに伴う寄与度が高いファーストリテイリングの下落、3月決算企業の今期終盤などを考慮すると、29000円~29500円付近の上値は重たくなるとみています。
東証1部 値上がり 1925 値下がり 228
個別銘柄では、上方修正した三井金属が6%上昇、大泉製作所がフェローテックとの資本業務提携を発表しストップ高となっています。
afterコロナを見据えてか、宇徳、東陽倉庫など倉庫株が買われています。
少し前に海運が伸びていましたので、往年の連鎖となっています。
マザーズ指数は変わらずとなっていますが、小型はズレて動くことが多いため、本日の値動きに注目したいと思います。
夜間のシカゴCME日経先物の終値は28875円(日経比+145円)で取引を終えています。
今日は29000円を超えることができるか、また超えた後に維持できるかどうか、注目です。
米国市場
25日の米国市場は、NYダウが32619.48ドル(前日比+199.42ドル)と伸び、NASDAQは12977.68ポイント(+15.79ポイント)となっています。
欧州での新型コロナの感染拡大への懸念で下げて始まっていましたが、その後回復しています。
米失業保険申請件数は684000件と前週から減少、新型コロナ感染拡大による経済停滞以降、最低水準となっています。
労働市場が徐々に回復してきていることから、米国内消費も徐々に回復し始めそうです。
バイデン米大統領は、就任100日後までにワクチン2億回の接種を目指すと表明しています。
従来の1億回から倍増させています。
ちなみに、ワクチン接種に関しては、接種後約2週間から効果がでるようです。
◎ファイザー製コロナワクチン、有効率は1回接種でも90%
ワクチン接種の効果は高いようなので、接種が進むとともに景気回復期待が膨らんできそうですね。
昨日もボーイング、アメックス、キャタピラー、トラベラーズがNYダウの上昇寄与しています。
一方で、ハイテク株の動きは鈍かったですね。
1月~2月まで大きく上昇していたNASDAQですが、3月に入り1日の取引量は、市場の出来高が2月に比べて11%減少しています。
GAFAM、テスラ、ズームなどのグロース株は1月~2月以降、下落して調整しています。
これまでのNASDAQの調整期間を考えると、そろそろ底打ちして下値を固めてきそうです。
昨日のコメントにも記載しましたが、金融相場から業績相場へ移行時期とみています。
成長要因を考えて、タイミングを取っていきましょう。
さて、ここからは個別銘柄についてです↓↓
◎米国市場
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