おはようございます!
木曜日の日経平均は、28549.01円(前日比-93.18円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 474 値下がり 1647 変わらず 71
マザーズ 値上がり 115 値下がり 226 変わらず 14
日経平均は、小幅安となりましたが、28500円よりも上で推移しています。
ここ10日間で日足チャートでは陽線が目立っており、下値は固そうです。
また、MSCIの入れ替えの影響で、東証1部の売買代金が5兆5995億円18年2月以来の水準となっています。
世界の投資家がインデックスとしてみているMSCIですが、今回日本株が29銘柄除外されています。
一旦、警戒売りが出ましたが、外国人投資家は先々週にある程度売っていたからか、小幅下落後も買い戻されて反転上昇してきました。
悪材料抜けで、日経平均は、上値を狙うトレンドとなりそうです。
個別業界や銘柄を見ると、自動車関連が買い戻されています。
サイバーエージェント、アステラス、Zホールディングス、丸井、アドバンテストなど、ゲーム関連、afterコロナ、半導体関連が、物色されているようです。
シカゴCME日経先物の終値は、28915円(日経比+366円)と上昇しています。
木曜日に下値を固めた後、売買代金が急増しており、反転力がついたところから、ブレイクしていきました。
29000円の節目に近づいています。
本日の注目ポイントは、寄付から買い手が続くかどうか。
買い手が続くためには、afterコロナ関連や半導体関連が再評価されていくのかが、ポイントとなりそうです。
米国市場
27日の米国市場は、NYダウが34464.64ドル(前日比+141.59ドル)、NASDAQは13736.27ポイント(-1.72ポイント)となっています。
NYダウは続伸、NASDAQは横ばいとなっています。
NYダウ構成銘柄をみると、ボーイング、航空機部品のハネウェル、ゴールドマンサックス、キャタピラー、ディズニー、JPモルガンと金融株や新型コロナで業績悪化した銘柄に買いが入っています。
背景には、新規失業保険申請件数は、40万6000件と前週から減り、市場予想の42万5000件を下回りました。
昨年3月以降、最低を更新しており、経済対策により労働市場が回復していることを好感しているようです。
afterコロナを見据えて、NYダウ構成銘柄は買われている一方、ハイテク関連は伸び悩んでいます。
再評価の時差となるか、今晩の値動きに注目したいと思います。
米10年債の長期金利は、1.6%で推移、VIX指数は16.74まで下げています。
短期的には落ち着てきていますが、NYダウ、NASDAQ共に下げ幅の半値付近で推移しており、ダウは34500ドル、NASDAQは13800ポイントをブレイクできるか注目ポイントとなります。
米国市場は25MAを回復しており、堅調に推移していますが、日本株は遅れていますね。
世界のお金が入ってくる米国市場との差が出始めています。
個別銘柄を見る際は、成長性と財務状況の2点をしっかりとチェックしていきましょう。
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