27000円攻防線へ


おはようございます!

月曜日の日経平均は、27013.25円(前日比‐267.92円)で取引を終えています。

東証1部  値上がり 693  値下がり 1411  変わらず 85

マザーズ  値上がり 110  値下がり 252  変わらず 12

金曜日の前場は、木曜日の下落した反動から、小康状態でしたが、トヨタの減産発表の絵きょうから、自動車関連が失速しました。

後場に入ると、中国市場の下落の影響もあり買い意欲が減退、トヨタ、デンソー、豊田通商など、トヨタグループが下げています。

これを受けて、日産、ホンダ、マツダなど同業も売られました。

また、これまで急上昇していた海運株にも利益確定売りが強まり、市場全体として、後場から一段安の状態となっています。


一方、調整していた任天堂、ソニーなどゲーム関連が買われて、新作ゲームの事前登録開始を発表したバンクオブイノベーションが一時S高となりました。

新型コロナ感染拡大が広がる中、医薬関連は強く、第一三共が大きく伸びています。また、自宅療養者増加に伴い、酸素吸入装置の需要が高まるとの見方から、フクダ電子が急騰していますね。

日経平均を見直すと、けん引していた業種、海運、自動車が失速、2月までの上昇相場の主役だった半導体も下げているため、調整は長引きそうですね。

27500円~28000円のレンジから一段下げて、27500円~27,000円レンジで推移しそうです。

決算発表も一巡しており、横ばいが続くと、材料不足から下振れる可能性が高まります。

昨日の横浜市長選で、自民党候補者が落選。

政治の先行きも不透明になりつつありますね。

CME日経平均先物の終値は、前日比円36安の27281円で取引を終えています。

米国の軟調を早弁して下落していたことから、下げは加速していません。

ただ、下落後に回復することが重要なのですが、戻りがないことから、ここからズルズルと下落していもおかしくない状況になってしまいました。

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