トヨタ株堅調、製造業への再評価が続くか、注目


おはようございます!

火曜日の日経平均は、29441.30円(前日比+279.50円)で取引を終えました。

東証1部  値上がり 1218  値下がり 841 変わらず 135

マザーズ  値上がり 188  値下がり 159  変わらず 9


日経平均は、先週木曜日、金曜日で10MAに回復後、29000円の上値をブレイク。

週足でも13週線を回復、6月1週、2週の陰線の上値を抜いてよい形になっています。

現在の日経平均をけん引しているのは、トヨタを中心として車載関連、素材、製造などへの再評価が進んでいます。

トヨタ株の株価は10000円台に乗せ、デンソー、豊田通商といったグループ企業も伸びています。


東京エレクトロン、信越、アドバンテスト、太陽誘電も買われており、調整していた半導体製造装置関連も強含んでいます。

好決算を発表した三井ハイテックが上場来高値を更新、NECも伸びています。

一方、21年2月までの上昇を支えてきたファーストリテイリング、ソフトバンクGは弱いですね。

日経平均が高値を追うためには、半導体関連が鍵を握りそうだとみています。

引き続き、半導体に関するニュースはピックアップしていきたいと思います。

指数は横ばいになるかなとみていましたが、上値を追う展開になっているので、棚ぼたの状況です。

米国の経済平常化への期待から、afterコロナへの再評価という流れが継続するかどうか、注目していきたいと思います。

CME日経平均先物の終値は、29300円(日経比-141円)小幅下落となっています。

13週線は29119円。調整しても下値は固くなると見ています。

ちなみに、為替は110円と円安に振れています。



米国市場

15日のNYダウは34299.33ドル(-94.42)、NASDAQは14072.86ポイント(-101.29)とバリューは売られ、ハイテクが伸びる展開となっています。

14日にNASDAQが過去最高値を更新しましたが、利益確定売りに押されています。

S&P500も過去最高値を更新、フィラデルフィア半導体株指数も顕著に推移しており、日本株の半導体指数に再評価されている裏付けになっています。

5月の米小売売上高は前月比1.3%と市場予想0.6%減以上に減っています。

これを受けて、ホームデポ、ナイキなど消費関連が下落しています。

小売売上高の伸びが予想減だったこともあり、FOMCのテーパリングに関する発言がどうなるか、注目が集まっています。

日米ともに、指数は様子見ムードとなりそうです。


注目ニュース

世界的にafterコロナの流れになるのか、注目していきたいと思います。



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