おはようございます!
火曜日の日経平均は、29839.71円(前日比‐660.34円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 218 値下がり 1942 変わらず 27
マザーズ 値上がり 61 値下がり 316 変わらず 5
中国の先週のコメントでも記載していましたが、中国恒大の多重債務によるデフォルト懸念が広がり、米国市場が下落し、その影響から日経平均も下落しています。
昨日の東雲會で話た通り、短期的には恒大の影響は出てきますが、リーマンショックのような世界的な金融パニックは発生しないとみています。
中国内政の問題であり、影響を受ける業界はありますが、自動運転やテクノロジー進展に関係する素材、サービス企業などは一時的に巻き込まれたとしても、下値は固くなるとみています。
ただ、海運、鉄鋼などの業界は中国不振の影響は受けそうです。
昨日の日経平均も、月曜日の夜間では、CMEが約1000円安となっていましたが、結果として下げ幅を縮小しています。
個別銘柄も、下落して寄り付きましたが、陽線になっている銘柄が多かったですね。
ただ、警戒感は高まっているため、上値は重たくなりそうです。
決算発表も終え、材料が不足している時期でもあるため、しばらく調整しそうです。
恒大を皮切りに中国不動産企業の連鎖破綻も気になりますが、むしろ米国企業の業績成長の鈍化の方が注意しておく必要がありそうです。
CME225の終値は29670円と日経平均前日比で-170円安となっています。
30000~29500円の間で様子見ムードとなりそうです。
フィラデルフィア半導体指数は上昇していることは、安心感が出ますね。
21日の日の米国市場、NYダウは33919.84ドル(‐50.63)、NASDAQは14746.40ポイント(+32.49)とマチマチの相場となっています。
一昨日は大きく下落した米国市場、NYダウは13週線を割り込んでおり、今期評価が一巡感がでています。
一方、NASDAQはまだ上昇のターンが続いています。
VIX指数が24.38と高まっています。
高値警戒感から様子見ムードとなりそうです。
米国市場の調整は2ヵ月続くことが多いため、次の決算まで調整時期となりそうです。
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