おはようございます!
金曜日の日経平均は、30248.81円(前日比+609.41円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 2104 値下がり 68 変わらず 16
マザーズ 値上がり 326 値下がり 49 変わらず 8
中国恒大の債務不安後退、米国株の上昇を受けて大幅反発となりました。
後場からも上げ幅を拡大し、30000円を軽く突破、30248円と30000円~30500円のレンジに戻ってきています。
週足で5週線にタッチ後反転する形になっており、調整期に入っても押しは浅くなりそうな展開です。
特にTOPIXは3月高値を完全に抜けており、今期業績の再評価のターンになっています。
ただ、パターンとしては急上昇後のため、数週間は横ばいになりやすく、高値圏で調整するのかなとみています。
個別銘柄では、海運3社が反転、米国10年債の金利上昇で三菱UFJ、三井住友、第一生命など大手金融機関が伸びています。
また、上方修正をした古野電が買われています。
ちなみに、24日㈮決算発表でよかった企業は、三益半導体、オプトエレ、長野計器、ピックルス、ダイドーケミ、ホトニクスが好決算を発表しています。
地合いが良くなっているだけに、どのような反応になるか、注目したいと思います。
指数が横ばいであれば、個別銘柄が評価されることが多くなります。
CME225の終値は30075円と日経平均前日比で174円安となっています。
30000~30500円の間で横ばいとなっている間は、個別銘柄が物色されそうです。
フィラデルフィア半導体指数は小幅下落、本日は先週の大幅上昇の反動が少し出そうですね。
24日の日の米国市場、NYダウは34798ドル(+33.18)、NASDAQは15047.70ポイント(‐4.50)と調整しています。
米10年債が1.453%、VIX指数は17.75と株式市場にとって良い傾向になっています。相場は落ち着きを取り戻しているようです。
好業績が期待されているセールスフォースが上昇、金利上昇で金融株も堅調に推移しています。
一方、ナイキが決算で市場予想を下回り、6%安とNYダウの足を引っ張っています。
世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱で年末商戦への影響が出ると見通しを出しており、売上高の見通しを引き下げています。
また、バイオ製薬のモデルナも下落しており、ワクチン特需の期待は一巡しているようです。
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