半導体大手の値動きに注目


おはようございます!

水曜日の日経平均は、290098.24円(前日比‐7.77円)で取引を終えました。

東証1部  値上がり 698  値下がり 1391  変わらず 95

マザーズ  値上がり 127  値下がり 244 変わらず 20


米中関係悪化を受けた香港株が下落、この影響を受けてか、ハイテク関連が下げて軟調な値動きとなりました。

アジア株も下落したことから、市場の雰囲気は悪く、リバウンドしていた日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運は4%を超える下落、ソフトバンクGも下落しています。

また、減益発表のキヤノン、9月まで上昇していた非鉄金属のフジクラが8%下落しています。

キヤノンはけん引するセグメントが…。

指数が横ばいに推移する中、今期業績を上方修正した日東電工、日立建機が7%を超える上昇、味の素、信越化学など食品、半導体関連の一部買われています。


好決算を発表した銘柄が素直に反応しているのは好感できますね。

昨日の決算発表では、SCREEN、エムスリー、住友化学、JFEシステム、航空電子など上方修正、しています。

半導体メーカーの投資意欲が想定以上に伸びているようで、期待感が再燃するか注目しています。


チャート分析としては、29000円を超えて2日とどまっており、25MAを回復しています。この位置を維持できるか。


CME225の終値は28700円日経比‐398円で推移。

NYダウの下落、SOX指数の下落の影響を受けて、29000円から再度下落しています。

29000円~28500円のレンジで引き続き推移しそうです。

指数は横ばいであるため、個別銘柄の決算に注目が集まりそうです。


本日の注目決算

ソニー、大阪製鉄、SBI、富士電機、群栄化学、オムロン、パナソニックなど。

今日明日は今週のピークとなりますね。


ピックアップニュース



27日の米国市場は、NYダウ35490.69ドル(‐266.19ドル)、NASDAQ15235.84(+38.91)とマチマチとなりました。

NYダウ構成銘柄のVISAが、約7%の下落。

7-9月期の決算は市場予想を上回っていますが、海外旅行に伴うカード利用の回復が遅れており、今期の伸びが期待できないと受け取られたようです。

また、司法省が反トラスト法違反の調査しているとの報道も嫌気されています。

同業のアメックスも軟調になっています。

JPモルガン、ゴールドマンサックスの銀行株も売られており、金融関連が軟調となっています。

一方、好決算を発表したマイクロソフトは4%高、コカ・コーラ、マクドナルドも伸びています。

Googleの親会社アルファベットも市場予想よりも良い決算を発表しており5%高となっています。

これまで軟調に推移していたGAFAMに再評価の流れが出てきています。

米国10年債の利回りは、1.55%、VIX指数は16.98となっています。

※長期金利は今年の一番高かった水準は、3月につけた1.7%。

SOX指数は前日比0.96%小幅下落。

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