悲壮感は少し後退も油断厳禁

おはようございます!

月曜日の終値は27588.37円(+66.11円)で取引を終えました。米国市場の下落を受けて下げて始まりましたが、27200円付近までしか下げれず、27000円付近を想定していましたが、下げが弱かったです。

後場から引けにかけて買い戻しが強まり、前日比でプラス転換して取引を終えたことで、目先の27000円の底固さが垣間見えました。


これまで売られていた半導体関連に若干の買い戻し(売りに対して買いは弱いです)が入り、東京エレクトロン、アドバンテストが1.5%くらいの反発。

乱高下する海運にも買い戻しが入り、川崎汽船が6%高、商船三井、日本郵船が3%高となっています。その他、地銀に買いが入っており、千葉銀行、ふくおかFG、静岡銀行が2%ほど上昇しています。

強いリバウンド相場とはなっておらず、けん引役不在のばらついた相場になっています。グロース株への買い戻しも入っているのですが、こちらもバラつきがあり、リバウンド狙いも丁寧に売買をしないとストレスが溜まる相場です。

勢いづきそうになっていた下げ圧力に、一時後退の雰囲気が出ていますが、一時的なリバウンド相場とみていた方がよさそうですね。

昨晩の米国市場は、NYダウが34364.50ドル(+99.13)、NASDAQが13855.13ポイント(+86.21)となりました。

NYダウは一時34000ドルを割り込みましたが、引けにかけて買い戻されて前日比でプラス転換。NASDAQも売りが強まり一時14000ポイントを割り込みましたが、こちらも買い戻されてプラス転換となっています。

強まった売りが一巡ん↓値動きになっています。

VIX指数は久しぶりに一時30を超えて、38.94まで上昇しており、投資家心理が急速に悪化しました。ただ、引けに買い戻されたことから、VIX指数の終値は29.90まで回復しています。

ただ、以前高い数値となっているため、相場は乱高下しそうです。


下落のきっかけは、もともとFRBによる金融引き締めへの警戒や企業業績の成長鈍化など、不安定な相場になっていたところに、ウクライナ情勢による地政学リスクが高まり一気に売りが強まりました。


25~26日のFOMCでは利上げ決定がされる見通しで、初回の利上げ幅は0.5%になるのではないかとの見通しが出ています。


米国株を見るとホームデポ、トラベラーズ、ナイキが買い戻されています。

ハイテク株にもようやく買い戻しが入っており、半導体指数も上昇。

売り一色の相場から底固めの雰囲気が少し出てきました。

これから決算発表が続きます。決算発表で少しずつ雰囲気が逆転してくるか注目したいと思います。

CME225の終値は、27355円。

27000円よりも上で推移しておけば、パニックは少しづつ収まりるかなとみています。


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相場では悲壮感が出始めていますが、技術は日々進歩しています。



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