おはようございます!
木曜日の終値は26170円(‐841円)で取引を終えました。ダウ先物が下落したことを受けて、大幅安となりました。
特に半導体関連、グロースが売られており、東京エレクトロン、アドバンテスト、太陽誘電、ソフトバンクGが軒並み下落しています。
決算発表後の値動きで注目されたのは、サイバーエージェント。
第1四半期決算が前年同期比では増収増益だったが、業績をけん引している人気ゲーム「ウマ娘」の売上に陰りが出始めており、7-9月期と比較すると減収減益になっています。
これを受けて、特に膨らんでいた信用買いの手仕舞いが加速し、16%下落しています。グロースが軟調な時期だったこともあり、象徴的な値動きになっています。
また、3Q決算発表をした日本電産は、増益着地、株主還元強化を受けて上昇も、買いが続かず失速し6%下落。
買い勢力が不在の相場となっています。
ただ、下げ幅が急加速し26000円付近まで下落したため、一旦リバウンドのターンとなりそうです。
昨晩の米国市場は、NYダウは34160.78(‐7.31)、NASDAQは13352.78ポイント(‐189.34)と小幅続落。
スタート後はリバウンドして500ドル以上上昇していましたが、後半から失速しています。
FOMCでは3月利上げ開始、利上げ後に資産圧縮の流れになることが発表されましたが、そのペースが不透明ということもあり、様子見ムードとなっています。
10年債は1.88%まで上昇後、1.78%まで下げたことで、マイクロソフトやセールスフォースが伸びましたが、後半は伸び悩みました。
金融政策による資産圧縮による下落は致し方ありませんが、成長企業の発行株数には限りがあります。
先週の授業や火曜會でお伝えした想定金利上限を考えると、ハイテク株の下落と金利上昇の頭打ちのバランスが再度取れ始めるか、注目していきたいと思います。
CME225先物は、26605円と前日日経比+435円で反発。
新たなレンジを作れるか、注目です。
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