おはようございます!
水曜日の日経平均は27715.75円(+60.54)となりました。
半導体関連が買い戻されて、東京エレクトロン、アドバンテストが上昇、アステラス、中外製薬、テルモなど医療関連も強かったですね。
信越ポリマー、栄研化学が決算発表が好調で買われています。また、国交省が変動運賃制導入に向けた制度設計をするとの報道からJR東日本、東海が上昇しています。
米国市場でウォルマートの決算から小売りが売られた影響もあり、ビックカメラ、しまむら、ワークマンなどが売らています。個人消費の冷え込みはある程度想定されていることから、今後は、景気の影響を受けにくい社会福祉関連、円安を背景に、輸出関連株がどうなるか、注目していきたいと思います。
米国市場はNYダウ、NASDAQ共に大幅反発しています。
FOMCを受けて、急激な利上げペースは見送られる発言があったことから、過度な金融引き締めにならないとのことから、安心感が広がっているようです。
もともと長期金利をチェックしていましたが、2.7%と3%を割り込んで推移していたこと、長期スパンでみると金利上昇には限界があることを鑑み、金利上昇から下落に転じるのは、時間の問題とみていました。
このことから、想定されるのは円安も一巡していきそうですね。
また、金利がようやく落ち着き始めたことから、グロース関連に買い戻しが入り始めています。半導体指数も4%上昇しており、これまで下落してきたことの反動となっています。
ただ、授業でもお伝えした通り、米国経済が景気後退局面に入っているため、あくまでも買い戻しであり、強いトレンドではないことは頭にいれておきたいですね。
いずれにしても、1Q決算発表時期は強気な雰囲気となりそうなので、引き続きチェックしていきたいと思います。
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