おはようございます!
火曜日の日経平均は、28608.59円(前日比‐909.75円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 169 値下がり 1989 変わらず 33
マザーズ 値上がり 44 値下がり 299 変わらず 11
2月26日以来の久々の大幅下落となりましたが、下落が加速した要因の一つとして、909円下落したにも関わらず日銀の買い入れはゼロとなっていたことが挙げられます。
通常、前場の下落幅により、日銀が後場に買い入れをするか判断します。
4月から買い入れ判断を日経平均ではなく、TOPIXを基準に変更しました。
昨日の前場引けの価格をみると
日経平均 前日比 ‐812.39 (‐2.75%)
TOPIX 前日比 ‐38.65 (‐1.98%)
TOPIXが2%未満では、買い入れが入らないことが判明しました。
買い入れの基準は不明ですが、TOPIXが2%を超えないと日銀の買い入れは見込めないかもしれません。
今後の目安になりそうです。
また、決算発表時期ということもあり、値上がりしている銘柄もあるため、全面安となっていなかったことも挙げられます。
下落寄与度をみるとソフトバンクG、東京エレクトロン、アドバンテスト、ダイキン、ファナックがランクインしています。
米国市場でGAFAMを中心にハイテク株が売られており、これを受けて値嵩株が多い半導体関連が売られています。
決算発表後では、パナソニック、ファンケル、Uアローズ、日本製鋼所、丸和運輸、沖電気、東海カーボンが下落。
一方、テクノホライゾン、芝浦電子、メイコー、オプテックスは大きく伸びており、好決算銘柄は評価されているため、全面安のパニック相場にはなっていないようです。
好決算発表した後の買い手が続くかどうか、注目していきたいと思います。
チャートパターンについて、昨日のコメントを振り返ると、
「上値が重たくなる価格帯に入っています。今週のチャートが4月3週の陰線を超えることができなければ、「下げ三方」のパターンになる恐れがあります。現在の価格を今週末まで維持できるかどうか、注目しています。」
弱気相場に入るかどうか、きわどい位置と認識していましたが、寄付からポイントとなる29400円を割り込んで始まったため、一気にそう弱気になってきましたね…。
昨日の下落により、今週のチャートが13週の抵抗を受けて、陰線ツツミ足になっており、しばらく調整が続きそうです。
下げが加速する可能性もあり、2月末に下支えとなった28000円の下値が機能するかどうか、注目してきます。
米国市場と比較すると、日本市場の下落が大きく、下げ幅に差が出てきています。
ワクチン接種で米英に差をつけられており、日本国内のワクチン接種が遅れていることが要因として挙げられます。
日本国内の昨年のコロナ封じ込めの初期対応はよかったのですが、軍事開発に歯止めがかけられる日本は、ワクチン開発で後れを取ったことが、今の株価にも反映されています。
ただ、米中対立の影響もあり、日本への米英によるワクチン供給は他のアジア諸国よりも早いですが、米英の経済回復よりも日本は半年ほど遅れるとみています。
緊急事態宣言もあり、4~6月期の業績は軟調になる銘柄も多くなるため、調整はもう少し続きそうです。
シカゴのCME日経先物の終値は28540円(日経比-69円)となっており、ほぼ変わらずとなっています。
大きく下落後にリバウンドがないため、もうしばらく下げのターンは続きそうです。
◎決算発表スケジュール
米国市場
11日の米国市場は、NYダウが34269.16ドル(前日比-473.66ドル)、NASDAQは13389.43ポイント(-12.43ポイント)となっています。
10日の下落はハイテク株が中心でしたが、昨晩の下落はホームデポ、コールドマンサックス、アメックス、ボーイングなど米国内消費関連の銘柄が売られています。
NYダウの月足チャートも12か月線からの乖離率17%付近に達していたため、高値警戒をしていましたが、決算発表を終える中、利益確定売りが出始めています。
一方で、個別銘柄では、利益確定売りされていたネットフリックス、ズーム、ツイッター、アマゾンが買われており、下げてくると成長が見込める企業には新たな買い手は出ているようです。
注目している点はVIX指数(21.84)と一時23まで上昇しており、高値警戒により利益確定売りの流れは続きそうです。
米10年債利回りは、1.622%と、問題ない水準、株価が下落してくると、徐々に買い手はつきそうです。
しばらく指数は調整に入るとみておきたいと思います。
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