おはようございます!
水曜日の日経平均は、28874.89円(-9.24円)と小幅調整となりました。
東証1部 値上がり数 812 値下がり数 1272 変わらず 109
マザーズ 値上がり数 174 値下がり数 173 変わらず 11
月曜日から火曜日にかけての乱高下の後、少しの休息。
29000円のレンジは重たいようで、一気には抜けることは難しそうです。
今のように、指数が大きくリバウンドしているときに、個別銘柄でチェックするポイントは、反転力の強さです。
おおよその3つのパターンに分類します。
①強い銘柄:下落前の水準を超えます。
②力を貯めている銘柄は足場を作りをします。
③弱い銘柄は反転できず売られていきます。
リバウンド狙いで、③になった場合、反転するまでの時間や下落幅を目安に撤退します。
②のチャートが時間と共に①と②に分かれていくので、利益確定、保有、損切の3つの行動をとることになります。
今週末にかけて、②の銘柄がどちらに触れていくのか、注目したいと思います。
個別目柄をみると、火曜日に大きく動いたため、多くの銘柄が様子見ムードでした。
自動車、海運、不動産は軟調、NASDAQ最高値更新を受けて、半導体関連は強含んでいます。
現在の相場のカギを握っているのは、トヨタ、半導体関連だとみています。
前述の①~③のパターンでは、両方とも②のパターンで推移しており、良い傾向だとみています。
また、日経平均よりもTOPIXの方が強含んでおり、成長株が再評価され始めているようです。
今後の値動きに注目したいと思います。
CME日経平均先物の終値は、28755円(日経比-120円)と小幅続落。
28700円付近で反発するような形になって欲しいですね。
※日経平均は、バリュー系(実経済回復恩恵)が多いNYダウの影響を受けているようです。
米国市場
21日のNYダウは33874.24ドル(-71.34)、NASDAQは14271.73ポイント(+18.46)となっています。
工業製品のエムスリー、半導体Intelが下落。
NYダウ構成銘柄30のうち、23社が前日比で下落しており、様子見ムードとなっています。
NASDAQは小幅上昇。テスラ、ツイッター、スナップチャットが5%近く株価を伸ばしており、反発しています。
全体として、グロース株への再評価が始まっているようです。
米実経済回復への期待で伸びてきたNYダウですが、昨日の5月新築一戸建て住宅販売件数は前月比で5.9%下落。
そのため、個人消費の消費の回復への期待が膨らまなったようです。
米国株で注目の会社について、本日最後のコメントで書きたいと思います。
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