リバランスの時期は成長性に注目


おはようございます!

月曜日の日経平均は、27824.83円(前日比‐259.64円)で取引を終えました。

東証1部  値上がり 980  値下がり 1211 変わらず 73

マザーズ  値上がり 69  値下がり 280  変わらず 5


米国市場の上昇を受けて、寄付は28300円からスタートしましたが、上値は重たく下落に転じました。

14日金曜日が決算ラッシュだったこともあり、好決算銘柄は値を上げて始まりましたが、手じまい売りが加速し、変動幅が大きくなっております。

大底になるかチェックポイントとして、ストップ安の数をみていきます。

※詳細は5月14日のコメントに記載しています。



月曜日のストップ安の数は、25社。

マザーズを中心に売り込まれています。

いくらでもいいから現金化したいとの行動の現れであり、クライマックスセールに近づいているとみることができています。

リバウンドした直後の下落しており、膨らんだ信用取引の追証売りが2日ほど遅れて出てきますので、下値は不安定な状況です。

チェックポイントとして挙げている空売り比率は、44.9と高水準ですが、パニック相場では50を超える水準まで伸びるため、まだ余力はありそうです。

体感として、月曜日に、好決算銘柄が寄付から下げてきたところを押し目買いに入りました。

しかし、エントリー後、ダラダラと売られ、本来なら反転するタイミングで伸びませんでした。

買い手不在になっているようで、相場に力強さを感じることができません。

総合的に見るともう少し下げのターンは続きそうで、もう一段下げることも警戒しておく必要があります。

ちなみに、昨日も日銀の買い入れはありません。

政府による経済対策に余力を残しておく必要があるためか、実質的には、テーパリング(量的緩和の縮小)となっているようです。

今回の下落も投資チャンスとみていますが、余力を残しつつ、下値チェック、好決算銘柄のピックアップしていきます。

米国市場

18日の米国市場は、NYダウが34327.79ドル(前日比‐54.34ドル)、NASDAQは13379.05ポイント(‐50.93ポイント)となっています。

米国市場は小幅下落となっています。

値上がり、値下がりをみるとキャタピラー、メルク、シュプロン、ゴールドマンサックス、JPモルガンが伸び、マイクロソフト、アップルが下落しています。

3月~4月前半にかけて、仮想通貨のビットコインが700万円近くまで伸びていましたが、GW前から下落に転じています。

急騰のキッカケになっていたのは、テスラによるビットコイン購入でしたが、テスラが売却したらどうなるかなど、不安を煽るような情報が出たことにより、下げ幅を拡大しています。

イーロンマスク氏は、この情報を否定していますが、実際に下落したため、投資マインドは低下していきそうです。

ビットコインの急落を受けて、ビットコインへの投資を進めているマイクロストラテジー社は6%下落、決済サービスのスクエアも2%下落しています。

仮想通貨を巡る詐欺行為も増加して、被害額が日本円で約88億円となっているようです。

日本でも同様なことが言えると思いますので、注意しましょう。

株式市場の話に戻すと、下げが目立つ日本市場と比較して米国市場は比較的安定しています。

長期金利は1.6%台で落ち着いており、債券よりも株式の方に、人気があるようです。

VIX指数は、一時20を超えましたが、19.72と20を割って取引を終えています。

ただ、下げのターンが長引くと一時的に、下に大きく振れる独自の値動きがあります。

下げると買い意欲が強いため、下げ幅は限定的だとみていますが、米国市場が調整を始めると2カ月~3カ月かかることがありますので、様子見ムードが続きそうです。

引き続き、個別銘柄に注目していきましょう!



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