燕返し


おはようございます!

金曜日の日経平均は、29066.18円(+190.95円)と上値を狙う形となりました。


東証1部  値上がり数 1595 値下がり数 504  変わらず 94

マザーズ   値上がり数 226  値下がり数 118  変わらず 18


日経平均は13週線の価格29074円をわずかに下回っています。

米国のライバル企業からアルツハイマー治療薬に関する材料が出たことからエーザイに利益確定売りが加速しています。

ファーストリテイリングも軟調に推移し、日経平均が重たい要因となっています。

一方、マツダが8%高、テスラ株の売却で大きな利益を出すパナソニック、神戸製鋼、新日鐵住金、JFEが約4%を超える上昇となっています。

自動車、鉄鋼は強く、製造業関連を中心に再評価が続いているようです。

日経平均に比べて、東証一部全体を捉えるTOPIXは、13週線を超えて前の週の陰線を包む形になっており、個別銘柄は強含んでいます。

先週コメントの「リバウンドからの3つの分類の②力を貯めている銘柄は足場作りします」が、ブレイクしていくかどうか、注目したいと思います。


CME日経平均先物の終値は、29025円(日経比-41円)と小幅下落しています。

金曜日に下落前の水準に回復後小陰線となって、トントン売りが出ています。

本日もトントン売りからのスタートとなりそうですが、小陰線で留まると「燕返し」のチャートパターンへ。

いずれにしても29000円を維持できるかどうか、注目したいと思います。



米国市場

28日のNYダウは34433.84ドル(+237.02)、NASDAQは14360.39ポイント(-9.31)となっています。

好決算を発表したナイキが15%高と大幅躍進。

大手銀行への株主還元規制が6月末で解除されると報道された金融株も堅調に推移しています。

一方で、ハイテク株には利益確定売りが出て、小幅下落しています。


週足をみると、NASDAQは高値更新しており、グロース株への再評価がスタートしています。

NYダウは前週の下落分を回復しており、投資マインドは崩れませんでした。

最高値更新を狙う動きとなるか、今週のポイントとなりそうです。

好決算を発表したナイキへの反応をみると、期待できそうです。


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