日経下落も個別に差が出始める

月曜日の早朝6時30分からの東雲會へのご参加ありがとうございました!

日経平均は急落となりましたが、朝の勉強会で話した内容のイメージと近しい値動きパターンとなりました。日経平均は大きく下落も、個別銘柄のテーマにより、底固めになる銘柄が出始めるとの見方でした。

さて、月曜日の日経平均、25221.41円で取引を終えました。

一時25006円まで到達しており、限月トレンドではレンジ一杯のところまで下落したことから、後場は少し買い戻される状況となっています。

WTI原油先物が120ドル付近で推移。一時は130ドルまで上昇したこともあり、地政学リスクによる原油高への懸念、レアメタルの入手困難から半導体製造への懸念が出始めています。

これを受けて、半導体関連株が軒並み下落。

レーザーテック9%安、信越化学6.3%安、アドバンテスト5.6%安と寄与度が高い銘柄が下げたことで、日経平均の下落幅が大きくなっています。

一方で、三菱マテリアル、出光、INPEX、住友金属鉱山、三菱商事、三井物産など、非鉄金属、石油関連、商社は上昇。

資源関連が買われるパターンが続いています。

全体としては、ファナックなど電気機器メーカーも下落しており、資源高による物価高騰は、好景気による物価高騰とは異なり、消費意欲を落とすことにもつながるため、個人消費への影響も懸念されそうです。

日経平均のチャートをみると、26000円の下値を一気に割り込み、25000円まで到達。来期業績の落ち込みを考えると、上値は重たくなります。レンジが一段下げたことから、今は下値固めのターン。

余震の下げがもう一度くると、徐々に個別銘柄はついていかなくなるパターンになるとみています。


昨晩の米国市場は、NYダウが32817.38(‐797.42)、NASDAQが12830.96(‐482.48)と大きく下落しています。

原油が120ドル。10年債の利回りは1.777%。

ロシアへの経済制裁から資源高による世界経済の冷え込みへの懸念が広がっており、アメックス、ナイキ、ウォルトディズニー、マクドナルド、VISAといった個人消費関連の下落が目立っています。


セールスフォース、マイクロソフト、グーグルなどハイテク株への売りも強まっています。

また、米10年債の利回りが1.9%だったところから、1.7%台に下げており、債権が買われていることから、株式市場からお金が流出しているようですね。

CME225は24930円。25000円を割り込んでいます。

25000円の節目付近で底固めできるか注目です。


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