おはようございます!
火曜日の日経平均は、30183.96円(前日比‐56.10円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 1033 値下がり 1057 変わらず 96
マザーズ 値上がり 88 値下がり 287 変わらず 9
米国市場の調整を受けて、日経平均は続落。
フィラデルフィア半導体指数が下落していたこともあり、半導体関連株の利益確定売りが続いています。
権利確定日ということもあり、後場は少し買われていましたが、海運などこれまで堅調だった銘柄への下落が目立っています。
日経平均の下落よりも、個別銘柄は売られた印象でした。
また、米国10年債が上昇していることから、NASDAQなどグロース株が伸び悩んでいたこともあり、マザーズ市場のグロース系は買い控えられているようですね。
テクニカルと戦略のテーマでもありましたが、現在は決算相場が一巡した端境期です。
材料不足もあるため、低調な値動きを想定してポジションには注意しましょう。
さて、本日は自民党総裁選です。
スケジュールでは、決選投票までもつれると、15時40分ごろに新しい総裁が決まるようです。
各候補の政策をみて、本日は思惑で動くかもしれませんね。
いずれにしても、国内政策の方針が決まります。
金融政策に違いは少ないですが、成長戦略など力を入れるポイントが異なりますので、本日の未来編集會で整理していきたいと思います。
昨晩のCME225の終値は29570円と日経終値比‐614円となっています。
権利落ちと米国株安が重なり、30000円を割り込み29500円~30000円のレンジに押し戻されています。
29500円から更に売りが加速するか、注目したいと思います。
調整はもう少し続くとみていますので、無理は禁物です。
28日の日の米国市場、NYダウは34299.99ドル(-569.38)、NASDAQは14546.68ポイント(‐423.29)と久々の大きな下落となっています。
米10年債が1.546%、VIX指数が23.25となっています。
長期債の利回りが上昇していることから、NASDAQなどグロース株の人気が落ちています。
中国の不動産の問題、電力問題もありますが、米国独自の問題として連邦債務上限引き上げ問題があります。
FRBパウエル議長の再任阻止の話も出てきており、金融政策のスケジュールが大きく変わることへの不安感が出始めているようです。
NYダウの構成銘柄をみると、マイクロソフト、アップル、セールスフォースのハイテク関連が売られています。
ズーム、グーグル、ツイッターなども下落しており、グロース系は弱いですね。
フィラデルフィア半導体指数が3%を超える下落となっており、久々の大きな調整です。
これを受けて、半導体関連装置の影響を受けやすい日経平均は弱含みそうですね。
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