リバウンドの上限近いか

おはようございます!
水曜日の日経平均は、28860.62円(前日比+405.02円)で取引を終えました。

東証1部  値上がり 1195 値下がり 904  変わらず 85

マザーズ  値上がり 260  値下がり 120  変わらず 16



欧米市場でオミクロン株への楽観的な見方が広がり買い戻されています。

この影響を受けて、日経平均が上昇。
構成銘柄の前日比上昇を見ると、中外製薬、太陽誘電、ファナック、安川電機などが3%を超える上昇となっています。

半導体関連は少し伸び悩んでいましたが、電気機器、精密機械、医薬品を中心に伸びています。

三井化学と業務提携を発表した日本MDM、KDDI系列企業と連携開始を発表したショーケースが伸びていました。


一方、日本郵船、商船三井が朝から伸びましたが、上値が重たく売りに押されています。

また、下値を支えていたトヨタも上値が重たく、前日比でマイナスとなっており、日足チャートでは横ばいの値動きとなっています。

これまで売られていた銘柄への買い戻しが中心となっているようですね。

わかりやすいリバウンドも、節目28500円を超えて30000円付近まで買い戻されてきているため、そろそろ買い控えが出始めそうです。

指数の伸びは横ばいとなってくると、中小型のターンに入るパターンとなることが多いです。

今後は、グロース系がどうなるか、注目したいと思います。

米国市場は、NYダウ35754.75ドル、NASDAQは15786.99ポイントとリバウンドとなっています。

オミクロン株への懸念後退で米国内消費関連が買われています。

ディズニー、アメックス、ボーイング、アップルなどが買われてNYダウをけん引。

一方、インテルなど半導体関連は前日大きく伸びていましたが、昨晩は利益確定売りに押されたようです。

前日のファウチ医療顧問の「オミクロン株の重症化率が低い」との見方を示したことが、買いを後押ししているようですね。


投資家の心理状態を表しているVIX指数が20を割れて、安定ゾーンに入っています。

また、米10年債の利回りが一時下落に転じていましたが、下げ止まり1.5%に戻っており、リスクオフのマインドに歯止めがかかったようです。

チャートパターンとしては、NYダウのここ2日間の買い戻しの勢いは強く、投資マインドはそれほど傷んでいないようです。

少し相場が落ち着いてきそうです。


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