おはようございます!
昨晩は火曜會へご参加ありがとうございました!
火曜日の日経平均は、28432.64円(前日比ー207.85円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 766 値下がり 1317 変わらず 100
マザーズ 値上がり 65 値下がり 323 変わらず 10
オミクロン株への懸念や米国禁輸政策の動向への様子見ムードから朝方は反発も買いが続かず、28500円を維持することができませんでした。
マザーズ指数は1000を割り込み、個人投資家の投資マインドはかなり低下しているようです。
下落寄与度をみるとファーストリテイリング、東京エレクトロン、エムスリー、ダイキン、アドバンテストと、半導体関連の上値が重たくなっていますね。
今年2月の30000円を超えた相場でけん引した銘柄のうち、ファストリ、SBGは完全に崩れています。半導体では東京エレクトロン以外は、1Q決算発表後の9月に30000円を超えた上値から半値付近で推移しており、これまた上値がかなり重たい位置にいます。
つまり、現在の相場ではけん引する業界が不在となっており、今週の米国金融政策次第では、下振れする可能性が高まっています。
ポジションとしてはかなり警戒感を高めたほうが良いかなと個人的には考えています。
下落するであろう時間についての想定については、先週の授業でお伝えした通りで、下値比較をして成長企業の株価動向に注目ですね。
アーカイブ動画は、昨日アップしておりますので、ご活用ください。
米国市場は、NYダウ35544.18ドル、NASDAQは15237.64ポイントと反落。
FOMCの結果発表を今晩に控えており、手控えムードとなっています。
卸売物価指数は前年同月比9.6%高となっており、10年11月以降で最大の伸びとなっており、物価上昇が加速しているため、金利を上昇を促す状況になりつつあります。
テーパリングにより、金利が上昇するとこれまでけん引してきたハイテク株への投資意欲が下落することから、今後の株式市場はやや弱含むことになりそうです。
昨晩の値動きを見ると、セールスフォース、マイクロソフトが大きく下落。
オミクロン株への懸念から、アップルもストアへの入店にマスクをサイド義務化するなど、米国内消費にも影響が出始めるきっかけになりそうとの見方から、ボーイング、ディズニー、ナイキといった消費関連も下落しています。
市場はテーパリングの加速を決めるとの見方が大きく、金利上昇でゴールドマン、JPモルガンが買われています。ただ、こちらは全体をけん引するような買いではないため、指数としては弱含んでいます。
景気減速へのターンへ移行することも内包しているため、やはりポジションは下落後にも再度投資できる余力を持っておく必要がありそうです。
VIX指数は21.89と少し上昇しており、投資家心理はざわついています。10年債の利回りは1.441%と落ち着いており相場は様子見ムードのようです。
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