木曜日の日経平均、26577.27円で取引を終えました。
反転が強く一時26700円を超えましたが、寄付以降は上値が重たい展開でした。やはり想定レンジの26500円付近は重たいようです。
マザーズ指数もスタートは上値を狙う動きでしたが、寄付天井。
前日比でマイナスになってしまい、これまでのリバウンドから利益確定売りに押される形になっています。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響により、インフレ加速が続いており、非鉄金属株や石油関連が続伸中。
大平洋金属、東邦亜鉛、出光、DOWAが買われています。
また、日本郵船、川崎汽船、商船三井といった海運株も上昇しています。
SWIFT離脱からメガバンクが一時売られていましたが、昨日は斑点、三菱UFJ、三井住友、りそなが3%を超えて買われています。
一方で売られたのはハイテク株。
サイバーエージェント、電通、楽天、ソフトバンクGが下落、電気機器関連も重たい値動きとなっています。
サイバー攻撃の影響で一時的に人気が出ていたサイバセキュリティークラウドはスタートから大きく値を伸ばすも失速しています。思惑トレンドは弱く、いつも以上に失速までが早かったところをみると、相場の勢いのなさを感じますね。
日経平均は、26500円~26000円のレンジで推移しそうです。
昨晩の米国市場は、NYダウが33794.66(‐96.69)、NASDAQが13537.94(‐214.08)とハイテク株の売りが強かったです。
原油が108.06ドル。10年債の利回りは1.841%。
バイデン政権が半導体生産の法案成立が遅々として進んでおらず、ハイテク株が伸び悩んでいます。
SOX指数(半導体指数)が2%下落しており、この政策が成立すると期待感が膨らむのですが、なかなかバイデン政権の実行力が…。
全体としてはパニックは発生していません。
ただ、決定力がなく、横ばいのトレンドとなっています。
CME225は26420円。26500~27000円のレンジを割り込んでおり、26000円~26500円のレンジで推移しそうです。
マザーズを中心にリバウンドしていましたが、昨日に利確売りが出だしており、再度押し目となるかと思います。
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