おはようございます!
月曜日の日経平均は26431.55円(-722.28)と2.6%の下落となりました。
利上げ継続で米国債の利回りが高まる中、大きく下落していることにより、日本市場も米国景気後退の影響から来期業績への不透明感を織り込み始めているようです。
ドル円の為替は144円。先週、24年ぶりに日銀が為替介入後に一時140円まで円高に振れましたが、元に戻っています。しばらく、140円を下回ることができないようです。しばらくこの水準で動きそうですね。
日経平均への寄与度をみると、やはり半導体セクターは厳しいようです。
東京エレクトロン、信越化学、アドバンテスト、TDKは4%を超える下落となっています。また、ハイテク投資の割合が高くNASDAQが下落したことによりソフトバンクGも5%下落しています。
ソフトバンクGのチャートが下落チャートが加速する三角持ち合いの下離れとなっており、下落が勢いづきそうです。
日経平均は26000円付近まで下落してくると8月高値だった29000円から3000円下落するレンジとなるため、下げの勢いは徐々に収まるとみていますが、現在は少しパニック相場となっているようです。
米国市場は続落。NYダウ29260.81ドル(-329.60)、NASDAQ10802.92(-65)ポイントとなっています。10年債の利回りは3.9%と上昇していまします。
VIX指数は32.26とパニック相場の水準でももう一段高まることが多い委パターンに入っています。ということは、もう少し下げ幅を加速しそうです。
今回の下落理由は授業でお話した通り、利回りが変動している時期は相場は敏感に反応しそうです。
ただ、昨日はNASDAQの下げ幅が縮小していることから目先は下げ幅は弱まりそうです。
アップル、ウォルマートが買い戻されていますね。ただ、金融株や景気敏感株とされるボーイングやキャタピラーは弱く、上昇を支えるセクターは不在です。弱気相場の特徴です。
米国市場の軟調でしたが、日経平均先物は先行して下げていたこともあり、反発して始まりそうです。
明日28日が権利付き最終日ということもあり、少し買い戻されるかなとみています。ただ、木曜日は権利落ち日となるため、そのか価格が26000円付近でとどまることができるか注目です。
は慎重になりそうです。また、金利上昇により仮想通貨も弱含みそうですね。
授業でもお話している通り、20年の水準まで後退していくことを想定しておくといいかもしれません。
VIX指数は27.16と、高まり始めています。今週は注意しておいた方がよさそうです。
下落した米国市場の影響から本日の日経平均は250円ほど下げて始まりそうです。
27500円よりも上で推移できるかどうか、注目している小型株等が動くかどうかチェックしていきたいと思います。
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