迷走する政権

おはようございます!

日経平均は小幅ながらも続伸して、26974.90円となりました。

27000円を回復し一時27300円まで上昇するも失速して、27300円付近の抵抗帯の強さを確認するような形になっています。

寄与度をみると米国市場が落ち着き始めたことを受けて、半導体関連への買い戻しが続いています。

東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化学、TDKが大きく伸びています。また、久々に昨年までの成長銘柄としてけん引してきたエムスリーも反転しており、米国長期金利の落ち着きとNASDAQ反転の流れを受けているようです。業績発表後の値動きを見ると、オルガノ、九州リースが伸びています。

一方、これまでの調整期間に相場を支えていた医薬関連やインバウンド関連がやや売られています。物色する業界に変化が出ているようです。高島屋、三越伊勢丹、JR東海が下落しています。

大東建託は上方修正も下落、コロナ禍で伸びた西松屋、神戸物産など小売りも月次を発表後に下げています。業績発表後の値動きにはマチマチ感がありますね。個人的には、トヨタが弱いのは気になっています。

夜間取引では、米国市場が上昇したことを受けて、日経平均も再度上昇へ。先物は27180円付近で取引を終えています。ただ、ここを突破できる力が今の相場にはなさそうかなと。

岸田政権は、山際経済再生層を更迭しています。

安倍首相が暗殺されてから、いまだにこの余波から抜け出すことができず、政策転換や大事な時に動きを取れない岸田政権に今の転換期に差し掛かっている経済状況を打破できる施策はきたいできないかなと。

マーケットもそれを見込んでいるのかもしれませんね。

とは言いつつも、岸田政権の政策はきちんと整理してウォッチしていきたいと思います。

岸田政権の意志の弱さの極み。政策を通すことが重視され、本来の目的である「膨らむ社会保障費を最適化する」がないがしろにされています。

24日の米国市場

NYダウ 31499.62 +417.06

NASDAQ 10952.61 +92.90

VIX指数 29.85

2年債 4.509%

10年債 4.247%

FRBが11月のFOMCで12月会合での利上げ幅縮小の協議をすることが報道され、利上げ警戒が後退しています。バイオのアムジェン、コカ・コーラが伸び千恵マス。

決算発表を控えるアップル、マイクロソフトも買い戻されています。

金利が落ち着き始めていることから、NASDAQ、半導体関連も買い戻され始めていますね。

底打ち感が出ています。

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