27300円付近の重たい価格帯

おはようございます!

日経平均は重たい価格帯であ27345.24円で取引を終えていました。

様子見ムードといった感じで、値嵩株の上昇率や下落率は小幅に推移。

利益確定売りに押される銘柄も多く、上昇銘柄数は減っております。

値上がり数 54 変わらず 7 値下がり 164

決算好感では、九電工、カプコン、富士通ゼネラルが上昇しています。一方、銀行株が値下がりしています。為替が146円台と少し落ち着いてきたからか、トヨタ、ホンダ、スバルといった自動車関連が軟調、下方修正をしたキヤノンが6%下落しています。

その他、決算発表後に売りが目立ったのは、弁護士ドットコム、信越ポリマーが下げていました。

個別銘柄は決算で動くターンです。

地合いはそこまで悪化していませんが27300円付近の強力な抵抗帯に入っているため、横ばいとなりそうです。

27日の米国市場

NYダウ 32033.28 +194.17

NASDAQ 10792.67 -178.32

VIX指数 27.39

米2年債 4.282%

米10年債 3.927%

米国市場はNYダウ上昇も、NASDAQ下落でハイテク売りが目立っています。

好決算を発表したキャタピラーが大きく上昇してNYダウをけん引。ボーイング、マクドナルド、メルクも決算を受けて大きく買われています。

個人支出を示すPCEの値の伸びが全四半期よりも落ち着いたことから、FRBの利上げペースが落ち着いてくるとの見方に信憑性が出て買いが優勢になっているとみられています。

長期金利も4%台から下げており、急激な金利上昇は落ち着いてきそうです。これにより円安も落ち着いてきそうですね。

一方、決算発表で市場予想を下回ったメタ(旧Facebook)が24%下落しています。広告収入というビジネスモデルが頭打ちとなっていそうです。アルファベット、アップル、アマゾン、マイクロソフトといったGAFAMが大きく崩れています。これから人員整理など、大ナタを振るうニュースが出てきそうですね。

失業率が高まってくると、利上げペースは落ち着き、今後景気減速ターンとなって来年度は厳しい流れへ。

株価が来年業績悪化を織り込んでしまえば、あとは横ばいレンジ相場となるとみています。

このあたりに関しては火曜會でお話しした内容かなと。

※動画は本日アップします!

さて、米国市場を受けて日経平均は27000円付近からスタート。

今日は27000円の価格を維持できるかが注目点です。


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個別銘柄について

6000円は固いようですが、しっかりと固めることができるか見ておきます。


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