数カ月の調整も

おはようございます。

NYダウ    37798.97  +63.86 +0.17%

NASDAQ  15865.25 -19.77 -0.12%

ドル円 154.664

VIX  18.40

2年債利回り   4.985%

10年債利回り  4.670%

日本市場

日経平均    38471.20 -761.60 -1.94% 

日経平均先物  38485円 日経比 +14

東証グロース  661.360 -19.15 -2.81%

値上がり数 33  変わらず 1 値下がり数 191

米国市場

NYダウは小幅上昇、NASDAQは小幅下落もほぼ変わらずとなっています。

パウエルFRB議長はインフレ2%回帰に向けた一段の進展の欠如、予想よりも長期的な高水準の金利を維持する可能性について言及しています。

これを受け、利下げ期待が大きく後退し債券が上昇、ハイテク株に向かい風となり、NASDAQが重たい要因に。

半導体関連は前日大きく下げていたため、リバウンドが入っていますが、トレンドが発生するような強い買いではないようです。

NASDAQの日足チャートを見ると15日の陰線はかなり厳しい展開になっています。

週足では13週線を割り込んでおり、このまま週足が確定すると2カ月~3カ月の調整となりそうです。

GAFAMも勢いいがなく、頼みは半導体、AI関連ですが、こちらも調整し始めていることから様子見ムードとなりそうですね。

VIX指数は18となっており、20よりも下のため低い水準ですが、これまでの13台から比較すると上昇傾向になっており、短期勢を含む買い手は慎重になりそう。また、中期勢もこれまでの上昇から利益確定売りや買い控えに向かいそうで、総合的に買いが弱い環境になっています。

しばらく調整を念頭に入れて今回の決算は慎重に取引をしたほうがよさそうです。

日経平均は1.9%下落と大きく下げています。

4月の安値更新をしており、下落トレンドは継続中。

前日の米国市場で半導体関連が売られたことから、東京エレクトロン、アドバンテスト、TDK、レーザーテックが大きく下げて日経平均へ下落寄与。

先物も売りが出て先行下げをしているようですが、この分の下げ幅が半導体関連がになっているようです。

為替は一時154円をつけて円安が一段加速していますが、輸出関連は反応せず、トヨタも3.13%下落しています。

ただ、日経平均が4月安値を更新しているのに対して、昨日4月の安値を更新していない銘柄も多く、まだ下げの序盤ですが、下値の固さに差が生じ始めています。

買い手はまだ慎重ですが、下値の差は売り手の強さになるため、下げ圧力の強弱を見極めることに注視したいと思います。

個別では百貨店が下落、25年度予想が出てくる時期ですが、円相場の状況や米大統領選などを考えると上期は不安定要素が多い為、少し慎重になり下期にトレンドが発生するのかなとみています。

今は、下値の差を確認するにとどめておきたいと思います。







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