リバウンドと個別に注目


おはようございます!

水曜日の日経平均は、28508.55円(前日比-591.83円)で取引を終えました。

東証1部 値上がり 132  値下がり 2028 変わらず 31

マザーズ 値上がり 33  値下がり 313  変わらず 9


値下がり寄与度をみるとファストリ、東京エレクトロン、ファナック、TDK、アドバンテストなど値嵩株、半導体が下落しています。

下落率ランキングを20日と21日で比較すると、「相場の悲壮感」を垣間見ることができます。

20日と21日の日経平均の下げ幅は約600円でした。

しかし、20日と21日の下落率ランキングを見ると下げ幅に違いがあるのがわかります。

最初の下げは指数が下げるが個別はついていかず、翌日に先日の下げをみて投げ売られているのが見えてくると思います。

特に、新興市場を中心に下げているため、個人投資家が売っているとみられます。

これまで相場環境が良かったこともあり、信用取引が膨らんでいました。

今回の下落は、膨らんだ信用取引のリバランスが出ているとみられます。

この揺らぎのなか、今後成長が見込まれそうな小型銘柄に対して外資が売りを仕掛けてきているところあり、「売りが売りを呼ぶ」動きになっています。


20年3月、18年12月のような大きな下落につながるかどうかは、昨晩の動きが重要です。

シカゴCME先物の終値は、28855円(日経比+346円)と反発しており、下げ圧力が弱まってくるのを期待したいところです。

ただ、上値は13週線を割り込んだこともあり、29000円付近は重たくなるのかなとみています。

ここで29000円の価格を一気に超えることができると、再評価につながりますが、決算発表ま、GW前、新型コロナ感染拡大の国内状況をみると、買い意欲が伸びるとはもう少し先になりそうです。

既存ポジションの整理、また新規ポジションは慎重にしていく投資家は、増えていそうです。

弱気相場が少し続きそうです。


◎決算発表スケジュール

米国市場


21日の米国市場は、NYダウが34137.31ドル(前日比+316.01ドル)、NASDAQは13950.22ポイント(+163.95ポイント)となっています。

米国内のワクチン接種回数が2億回を超えており、ワクチン供給により国内消費が回復するとの見方が強くなったようです。

キャタピラー、ナイキ、スリーエム、ゴールドマンサックスなど、国内消費に連動している銘柄が買われています。

また、オランダの半導体大手ASMLが好決算を発表したことから、AMD、インテルなど半導体関連が伸びています。

ちなみに、半導体不足が叫ばれている昨今、日本国内で半導体工場で原因不明の火災が続いています。

これにより、トヨタの自動車製造に影響が出るとみられており、半導体に関しては関心を高めておく必要があります。

◎ルネサス火災の真相


日米の指数を比較すると、米国は堅調、日本は低調と差が出始めております。

新型コロナワクチン接種が、主要因として見られています。

国内消費を考えると、確かにワクチン接種は重要ですが、成長市場は日米や世界はつながっているため、見込みある業界の企業への人気は衰えることがないとみています。

指数の調整は、チャンスにつながります。

しっかりと個別銘柄を見極めていきましょう!

ここからは個別銘柄についてです↓↓

◎米国市場




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