28000円攻防戦

おはようございます!

火曜日の終値は28257.25(‐76.27円)。

少しリバウンドのターンに入っていた鉄鋼株が急落。

新日鉄、神戸製鋼、JFEが6%を超える下落。

また、米国の金利上昇を受けて、ハイテク株やグロース株への逆風が続いているなか、キーエンス、ファナック、太陽誘電、オムロンなど一部値嵩株が買われていますが、TDK、SCREEN、信越化学など週足チャートが崩れている銘柄の上値は重たく、弱含んでいる状況です。

上昇が目立った業種は、レジャー関連。

オミクロン株の影響で各地で「まん防」が発令される中、HIS、OLC、JR東日本などが買われています。

日経平均の値動きを見ると、日中一時28600円を超えましたが、主要移動平均線の抵抗が厚い価格帯であるため、上値は重たく引けにかけて売られてしまい、結果として想定レンジの上限である28500円で上値を抑えられる形になっています。

昨日に上値を追う展開から下落したこともあり、下げのターンに入っています。

昨晩の米国市場の下落を受けて、CME225は28000円まで下げています。

本日は下げのターンで28000円のレンジ下限での攻防線ですが、現在のマインドであれば割れることを想定していた方がよさそうです。



連休明けの米国市場はNYダウ35368.47ドル(‐542.24ドル)、NASDAQ14506.90ポイント(‐386.86ポイント)と大きく売られました。

米国10年債が1.875%とレンジをブレイクして再び上昇局面入りしています。

これを受けてハイテク株の売りが目立っています。

恩恵を受けるとみられる金融株への売りが目立っており、先日の東雲會で話した通り、JPモルガンが決算発表で貸倒引当金を取り崩して利益を出したことは、奇しくも、業績の頭うちを示す形になっています。

これを受けて昨晩もJPモルガンが下落、ゴールドマンサックスも約7%下落しています。

金利上昇でハイテク株が下落した時期に、金融株やバリュー株が下値を支えていましたが、今回の金融株の下落で全面安の流れに入り始めています。


全体としては、長期金利上昇、原油先物が7年ぶりに高値を付けたことにより、インフレ懸念が強っており、FRBによる金融引き締め政策が前倒しになることが懸念されています。

この流れはしばらく続きそうですね。



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