おはようございます!
金曜日の日経平均は、28084.47円(前日比+636.46円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 1790 値下がり 347 変わらず 55
マザーズ 値上がり 292 値下がり 117 変わらず 28
日経平均は、4日ぶりの反発となりました。
日銀の買い入れがないなか、10日~13日まで23000円下げてようやく自律反発しています。
金曜日の朝のコメントで、「SQ(清算日)で、節目のスケジュールの節目であること、また、下げ幅が2300円とある程度下げたこともあり、一時的にリバウンドしそうです。」と、述べていた通り、リバウンド相場となりました。
リバウンドしていますが、28500円以上の価格帯で3カ月間横ばいした後に、下落していることから、28500円~29000円の価格帯は重たくなるとみています。
先週金曜日で、上場企業の決算発表は出そろっており、今週初めは決算内容を織り込む活況ある相場になりそうです。
しかし、材料を織り込んだ週後半に、活気ある相場が続くかどうか、注目したいと思います。
現在の株式市場について、詳細は、先週土曜日の「第36回 企業分析」の動画をご視聴ください。
シカゴ日経先物CME225をは28295円(日経比+211円)で取引を終えており、節目となる28500円を狙う動きとなっております。
リバウンド相場はもう少し続きそうです。
決算発表を振り返ると、電子部品、自動車、半導体関連は業績を伸ばしている一方、鉄道、空運、飲食店など新型コロナの人流抑制の影響を受けている業界は業績が悪化しています。
需給の変動をみるチャートを見ると、好業績を収めている半導体製造装置関連も、昨年11月以降かなり上昇していたこともあり、買い手は一巡いています。
今後、日経平均の上値が重たくなる要因の一つとなっています。
今回の業績発表は3月決算が多い日本市場で、本決算の発表です。
21年3月期から22年3月期へと移行する期間で、各投資家のポジションの「リバランス(再構築)」が発生しやすい時期です。
そのため、決算発表後の値動きが激しい局面でもあります。
特に重要なのは、業績が伸び悩む発表した企業は、今後1年間低調な値動きになることが考えられるため、自身のポジションをしっかり整理していくことが重要になります。
好決算を発表した銘柄や出遅れていた素材関連への再評価が始まっています。
第36回企業分析のテーマにもしていますが、指数の下落は個別銘柄の下値を固さをcheckするのに、最良のタイミングです。
今回の下落も投資チャンスとみている方が多いと考えられます。
下値チェック、好決算銘柄のピックアップ。
現在できることは、この2つです。
地味な作業ですが、頑張っていきましょう!!
米国市場
14日の米国市場は、NYダウが34382.13ドル(前日比+360.73ドル)、NASDAQは13429.98ポイント(+304.98ポイント)となっています。
4月の米小売売上高は過去最高だった3月をわずかに上回り、経済は回復傾向にあります。
米疾病病対策センターは新型コロナのワクチンを接種した方は、原則、屋内外でマスクをつけなくてもよいとする指針を発表しています。
ワクチン接種が進むにつれて、経済活動が活発化する期待が膨らんでいるようです。
これを受けて、ボーイング、ゴールドマンサックス、アメックス、VISAが買われています。
マイクロソフト、アップルも伸びており、ハイテク関連も買い戻されているようです。
先週、米国株が下落した際も、長期金利は1.6%台で落ち着いており、投資意欲は衰えていませんでした。
金曜日のリバウンドで、VIX指数が18.18と再び20を割ったため、指数は安定しそうです。
先週のコメント、「長期金利は高い水準を維持していることを考えると、現在の下落は、株式市場から資金が逃げているわけでなく、意欲は落ちていません。
実経済も、ワクチン接種で経済活動への回復、5G移行期の接触的な設備投資、米中対立による内製化意欲を考慮kすると企業の業績は伸びる要素が多くあります。」
金曜日の米国市場のリバウンドを見ると買い意欲は依然強いことが確認できました。
引き続き、個別銘柄に注目していきましょう!
を高めていきましょう!
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