おはようございます!
木曜日の日経平均は、28098.25円(前日比+53.80円)で取引を終えました。
東証1部 値上がり 1385 値下がり 703 変わらず 104
マザーズ 値上がり 256 値下がり 90 変わらず 8
日経平均は、米国市場の下落を受けて、小幅に下げて始まりましたが、後場から反転上昇し、28000円を維持しています。
東京エレクトロン、アドバンテスト、TDK、太陽誘電など半導体関連が買い戻されています。
5月に入り伸びてきたいた鉄鋼関連は利益確定売りが出ており、バリューからグロースへ資金移動しているようです。
チャートをみると水、木曜日ともに、28000円を割れた後回復しており、下値固めしています。
下げのターンからリバウンドのターンに入りそうです。
5月2週は外国人が約4000億円の売り越しとなっており、今年に入り最大の売り越し額となっています。
先週の下落の要因となっています。
下げたところで、マザーズが反転し始めており、個人投資家は買いは買い越しが続いています。
日銀が不在の中、下値を支えているのは、個人、国内機関となっているようです。
28000円の下値が固まりつつありますが、高値をブレイクしても成長を見越して投資してくる海外勢が不在ということもあり、28500円の上値は重たくなりそうです。
しばらく、28000円~28500円のレンジで推移しそうです。
米国市場
シカゴCME日経先物の終値は、28190円(日経比+92円)と小幅上昇となっています。
指数は安定しているため、一昨日から徐々にグロース系が再評価されています。
この流れが続くかどうか、注目していきたいと思います。
20日の米国市場は、NYダウが34084.15ドル(前日比+188.11ドル)、NASDAQは13535.74ポイント(+236ポイント)となっています。
NYダウは、34000ドルを回復しています。
マイクロソフト、アップル、セールスフォースが上昇をけん引、ハイテク株への再評価が続いています。
米失業保険申請者数は44万4000件と先週から減っており、市場予想よりも少ない数字になっています。
ワクチン接種も進んでおり、米国内消費が徐々に回復しています。
米経済回復に伴い、これまで株式市場や仮想通貨市場に向かっていた資金が実経済の方に流れ始めていきそうです。
新型コロナ発生以降の投資ブームが一旦収まるのではないかとの見方もあります。
米国では、バリュー株からハイテク株が買われており、今後の成長性に投資していくという元の流れに戻ってきそです。
GAFAMも買われています。
米国10年債の金利は1.628%で落ち着いています。
VIX指数は、4月と比べて少し上がり20.67となっています。
昨日のコメントしましたが、米国市場が調整を始めると2カ月~3カ月かかるパターンががあります。
もう少し、様子見ムードが続きそうです。
日本市場もリバウンドしており、成長株が反応しています。
引き続き、個別銘柄に注目していきましょう!
個別銘柄について
会員登録をご希望の方は入会案内を御覧ください。