分配金の売りと重なる下げ


おはようございます!

木曜日の日経平均は、28118.03円(前日比-248.92円)で取引を終えました。


東証1部  値上がり 276  値下がり 1849  変わらず 67

マザーズ  値上がり 53  値下がり 308  変わらず 6


東京エレクトロン、ファーストリテイリング、エムスリーなどが下落寄与しており、ファーストリテイリングが売られているのは業績悪化しているため、致し方ありませんが、半導体の値嵩株が失速していることは、日経平均にとって厳しい形になっています。

東京都で緊急事態宣言が発令されたことにより、これまで反発していたafterコロナ関連も動きが鈍くなっています。


この環境下で、省エネ性能の高い冷媒を開発したと報道されたダイキンが伸びています。

ダイキンは一次的に下落しても下値は固くなりそうです。


売買代金が減っている中、様子見ムードのところに、日本株ETFの決算日に向けて、8,9日あるため、ETF分配金を確保するための売りが入ったことで、ダラダラと下げています。

9日は、4000億円の売りが出ると見込まれており、下げ幅を加速させる要因のひとつとなりそうです。

米国市場の下落も重なっているため、下げが強まりそうです。

CME日経平均先物の終値は27720円(日経比-398円)と下落しており、21日の下値27795円を付近で下値を耐えれるかどうか、注目です。

夜間に一時27500円まで下落していましたが、引けにかけては買い戻されています。

寄付からの値動きには、各社で差が出てくるかなとみており、個別銘柄の強弱をチェックしていきます。



米国市場

8日の米国市場は、NYダウが34421.93ドル(-259.86ドル)、NASDAQは14559.78ポイント(-105.28ポイント)と調整となっています。

米長期金利が1.25%まで下げており、株式市場への高値警戒感が出てきます。

新規失業保険申請数は37万3000件と市場予想35万件を超えており、米経済回復の勢いが弱まっているとの見方が広がりつつあります。

金利低下の影響から、ゴールドマンサックス、アメックス、VISA、JPモルガンといった金融株が下落寄与しています。

堅調に上昇していたハイテク関連にも利益確定売りが出ており、上値が重たくなっています。

昨晩はある程度で下げ止まっていますが、売りが売りを呼ぶ状況になるのか、今晩の値動きに注目したいと思います。



注目ニュース


個別銘柄について


続きをご覧になりたい方は会員ログインしてください。
会員登録をご希望の方は入会案内を御覧ください。

既存ユーザのログイン

The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.