短期反発の分岐点


おはようございます!

木曜日の日経平均は、27782.42円(前日比+200.76円)で取引を終えました。


東証1部  値上がり 1287  値下がり 821  変わらず 82

マザーズ  値上がり 256  値下がり 110  変わらず 8


想定レンジ27500円~28000円の下限から反発して、中間地点である27750円付近で留まりました。

一昨日の始値を超えたことから、短期のマインドが改善からリバウンドに切り替わるかどうか、本日の値動きに注目です。

夜間の日経平均先物CMEの終値は27745円とほぼ変わらず。

決算発表が本格化してくる時期であり、また週末でもあるため、買い意欲を試すのにはちょうど良さそうです。

個別銘柄の動向をみると、昨日のコメントで取り上げたアドバンテストが決算が好感され7%上昇。

SCREENも決算発表から反発しています。東京エレクトロンは格付けアップで反転上昇しています。

太陽誘電は6月、7月高値を更新しており、チャートが良い形になっています。

半導体製造装置関連への再評価が本格化すると、日経平均の想定レンジ28000円の上限をブレイクしてくるとみています。

一方、サイバーエージェントは好決算でも投げられています。

3Qパターン、グロース株への逆風の時期という想定は正しいようです。

日経平均が反発する中、エムスリーも売られており、グロースには逆風のようです。

決算発表後に伸びる企業も出ているため、傾向を見て注目していきたいと思います。

本日の決算発表は、456件。

注目決算では、6902デンソー、7259アイシン、6501NECなど大手発表が続きます。

車載向けが採用化されている昨今、デンソー、アイシンの決算発表はチェックしておきましょう!


米国市場は、NYダウ、NASDAQともに小幅上昇しています。

トラベラーズ、シュプロン、インテル、ダウ、アメックスが上昇。

デルタ株による国内消費の落ち込みが懸念されていましたが、米GDPの4~6月期は、コロナ前の水準に回復したことが、要因のようです。

GDPの成長率は、市場予想の8.4%増よりも低い6.5%増だったこともあり、FRBがテーパリングに対して慎重な姿勢を示しています。

市場はこれも好感しているようですね。

半導体のAMDが決算発表後に続伸、5%上昇して過去最高値を更新しています。

決算発表をしたクアルコムも買われており、しばらく調整していた半導体関連への再評価が始まっているようです。

決算発表をきっかけに、日米で半導体関連への再評価が始まったことから、想定レンジの上値である28000円を抜けるかどうか、本日の値動きに注目したいと思います。

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