30000円攻防戦


おはようございます!

金曜日の日経平均は、30381.84円(前日比+373.65円)で取引を終えました。

東証1部  値上がり 1923  値下がり 222  変わらず 44

マザーズ  値上がり 288  値下がり 72  変わらず 22

次期政権発足に向けて期待感が続いており、株価は堅調に推移。

特に半導体関連がブレイクしており、東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化学といった半導体製造装置の値嵩株が日経平均を押し上げています。

新生銀行をTOBすることを発表により、新生銀行がストップ高、SBIも大幅高となっています。

個別銘柄は川崎汽船、リクルート、ルネサスエレクトロが買われています。

一方で、中国のオンラインゲーム規制により、ゲーム関連は軟調。

ネクソンが大幅安となっていました。


指数の話に戻すと、日経平均の週足チャートは急角度で上昇しており、昨年11月24000円の上値抵抗を抜けた際と同様の角度です。

昨年11月の上昇は米国、欧州の各国の追加経済対策、通貨発行量が増加したこともあるため、今回、日経平均単独で伸び続けることができるか、懐疑的な見方も強いです。

チャートパターンとしては、この上昇の勢いが一気に崩れるケースはまれであり、30000円付近で横ばいした後は、もう一段上値を狙っていくケースを想定しておきます。

CME225先物の終値は、30010円(日経終値比‐372円)と利益確定売りに押されています。

今週の序盤は30000円攻防線となりそうです。

NYダウ、NASDAQ共に下落しており、調整しています。

8月の生産者物価指数が市場予想を上回り、高値警戒感から利益確定売りが加速。また、テーパリングの時期が早まるのではないかとの見方が広がっています。

VIX指数は、久しぶりに20を超えています。

ただ、フィラデルフィア半導体指数は上昇しており、半導体関連は堅調です。半導体製造装置の寄与度が高い日経平均は一時売られても下値は固いとみています。

ご質問の解答

Q トヨタ減産のニュースについて、どのように考えていますか?

最近話題に出てくることが増えたトヨタですが、減産が伝えられています。

ただ、この話に関しては、8月に減産のニュースで下げていることから、市場は織り込んでいるとみています。

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