27000円~26500円で居座れるか

おはようございます!

火曜日の日経平均は、26748.14円と253.38円安となっています。

値嵩株の東京エレクトロン、ファナック、オムロン、TDKといった半導体関連、電気機器が調整、海運、非鉄金関連が買われています。

業績トレンドではなく、企業資産や配当利回りなどと株価を比較して割安な銘柄が買われる傾向が続いており、27000円~26500円のレンジ相場となりそうです。

為替は126円後半付近で推移。130円を一旦つけてから130~125円のレンジで落ち着いてきそうです。これにより現時点で株価が大きく変動する要因は減っております。

しばらく、27000円付近を上値抵抗にして、横ばいとなりそうですね。

24日の米国市場はNYダウ31928.62ドル(+48.38)、NASDAQは11264.45(-270.83)とマチマチ。

米国10年債の利回り2.7.54%

WTI原油110.83ドル

VIX指数29.45

インフレ退治に躍起になっているバイデン政権ですが、原油価格が高止まりしており、なかなか思うとおりになっていない状況です。

NASDAQは引き続き弱く、Googleの親会社アルファベット、アップル、メタ(旧Facebook)、アマゾン、テスラ、エヌビディアが大きく下げています。長期金利の上昇が落ち着いているのですが、ハイテク株の売りが続ていますね。

エヌビディアは、人事採用を一時中止。メタやウーバーも雇用計画を縮小することを発表しており、米国景気後退が本格化して生きています。

雇用削減は個人消費の減退へつながります。本来ならばこのあたりで金融政策で失われる分の「需要」を穴埋めするのですが、現在は金融政策のテーパリング時期。

しばらく株価の上値は重たくなりそうです。

CME225は26795円。27000円~26500円のレンジで横ばいとなりそうです。

アップル、マイクロソフト、アルファベットが反転上昇しており、ハイテク株も買い戻され始めています。

上昇をけん引したのはゴールドマンサックス、JPモルガン、シティ、バンクオブアメリカ、VISA、アメックスといった金融関連が伸びています。

投資家の目線としては、先週の授業でも話した通り、VIX指数やパニック相場の最終局面の売りは出ておらず、警戒している人が多いようです。

私自身の経験則としても、投げ売りが出るパターンがまだ出ておらず、強いリバウンド相場となっているかは疑問が残ります。

ただ、現在は空売り勢は攻めづらい環境となっているため、下げ圧力は弱まりそうです。けん引する業界、企業がないのも特徴であるため、上値は限定的な横ばいとなりそうですね。

CME225は26975円。27000円付近での横ばいとなりそうです。

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